河野一郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(河野一郎君) わが国の農業が非常に零細な農業でございまして、設備その他も非常に貧弱である。そのために他産業との格差がなかなかうまく縮まっていかない。これまでは主としてこういう方面に重点を置いて考えまして、農村の構造を改善いたしまして、経営の規模を増大するとか機械化するとかというような点について、主として考えて参りました。御指摘のとおり、最近国際情勢の変化が急激に起こって参りまして、これまででございますれば貿易の自由化という面で、しいて申し上げますならば、農業に対する影響、圧迫は、比較的他産業ほどではなく考えられて参りましたけれども、お話のような最近の国際情勢、国際競争の緊迫化というようなことを考えますると、よほど国内における農業のあらゆる面から生産性をあげて、そしてそれらの競争に耐えるようにして参らなければならぬだろうと考えておるのでございます。たとえて申し上げますならば、地域農業を確立いたしまして、適地適産、さらにまた申し上げますならば、あらゆる角度から農業技術を刷新高揚いたしまして、これらの技術を基盤にして生産性の向上をはかる、さらに考えますならば、従来の土地田畑の上に形成されております農業に、さらに何がしかの資本を加えて、ここに設備を取り入れて、そうしてその上に農業経営をして参るというような、あらゆる角度から現在の農業経営に対してこれ改善して参りまして、国際的な競争力をつけて参るというようにして参ることも必要であると考え、せっかく努力いたしておる次第であります。(拍手)
〔国務大臣荒木萬壽夫君登壇、拍
手〕