池田勇人の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(池田勇人君) 何も人が言うから自分も言っているんだと、そういう意味にとられることは、私は心外でございます。私は、旅行いたしまして外国に行きましても、共同声明でも常にこの問題を言っておるのであります。しかも、けさもオランダの外務大臣がこちらの外務大臣に会いまして、この問題についての意見を小坂君から聞かれまして、日本の立場は十分わかると、けさもオランダの外務大臣が言っておる。人が言うからついていくというようなことを言われては、私は心外だと思う。
なお、もし行なわれた場合におきまするいろんな対策につきましては、外務省あるいは農林省で検討してもらうことになっております。私は、大体三百数十隻が行く、一−三月が最盛期、四、五月ごろも四十隻、五十隻が行っておるということを答えたのであって、何も知らぬというふうにとられてもらっては因る。こういう問題につきましては、総理としては、十分関係閣僚に申しまして、対策を講ずるようにいたしておるのであります。だから、放射能の検査器を各漁船が持つとか、いろいろな方法を講ずることは、これは二の次といいますか、とにかくやめてもらうことが第一でございます。そうして、もしやまらぬ場合においてはどういう措置をとるか、その被害を受けないような方法を考える。受けた場合におきましては、これが対策を、賠償その他のことも、従来も言っておりますが、それを早くからやっぱりアメリカ、イギリスのほうへ言っておく、こういうことをいたしておるのであります。私の答弁をあまり曲解なさらぬようにひとつお願いいたします。