志賀健次郎の発言 (内閣委員会)
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○志賀国務大臣 おひやかしであるかおほめの言葉であるか、まことにありがたい言葉をちょうだいしまして、感謝申し上げます。
るるお話がございましたが、従来通りに調達職員の身分は一本にしろ、その方がかえって、せびろで軍隊式じゃなしに、よろしいのじゃないかという御説でありますが、われわれも賛成でございます。ただ、なぜ今回問題になっております防衛施設庁の構想が生まれたかと申しますと、数年間これは議論し尽くされてここに至ったのであります。身分の問題をわれわれが重視すると同時に、調達庁職員の安定と申しますか、これを非常に重視いたしております。ところが、御承知の通り、調達事務は年々減少する傾向をたどっておる。仕事が減少すれば、それに従事する人間が減ってくることは当然の理屈になるのであります。そういうことになりますると、調達庁にまじめに働いておる職員が、毎日々々不安の念を持って仕事に当たらなければならぬのでありまして、何をさておいても、職員の仕事上の不安なり、将来に安心を持って働き得るということを先決にわれわれは心配して考えて参り、同時に、身分の問題もこれに付随するのでありますが、そういう点から、数年間も議論をし尽くされて、その結果、防衛施設庁の構想にまとまったものと私は解しておるのであります。従って、せびろでやるとか軍隊式でやるとか、それもごもっともな御意見でありまするが、何といっても第一に、防衛庁の職員の身分を預かる私としましては、安定した仕事をやっていただきたい。また、将来安心して仕事に従事し得るということをつくり上げることが、私に課せられた大きな問題であると考えておるのであります。