海原治の発言 (外務委員会)
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○政府委員(海原治君) ただいま申されましたのは、実は昨日参議院の内閣委員会がございまして、そこで私が、御質問がございましたのに対してお答えしたことを言っておられるかと思いますが、中共の核装備についての見通しも、その際問題になったわけでございますが、私どもといたしましては、早くても来年以降であろうということを観測いたしておりますと、このように申し上げたわけです。それできのうの朝の新聞に、AP電、UPI電といたしまして、ことしじゅうあるいは来年二、三月ごろに核爆発を行なうかもしれないという報道がありましたが、それはお話のあったように、すぐ否定しております。で、本年の四月ごろアメリカ議会におきまして、ラスク長官もこの問題につきまして、一年以内に中共が核爆発を行なうとすれば、自分は非常にびっくりするであろう、しかしそれが二年後では驚かない、こういう言い方をしております。従来いろいろの観測でも、早くても来年の夏以降ではないか。こういうことを申し上げますことは、現在中共が持っていると伝えられております原子炉の活動及びその能力等から推測いたしまして、大体フランスの場合におきましても、実際原子炉が活動いたしましてから十二年たって初めて核爆発が行なわれております。一応そういうようなところから、専門家がそれを検討いたしまして、早くても来年以降であろう、こういう結論をいたしておりますので、その推定を実は昨日申し上げた次第でございます。