曾禰益の発言 (外務委員会)
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○曾祢益君 大体基本的に御同感であられるようで、けっこうなんです。特にこの中高年層の方でやはり吸収してあげなければならない方には、いろいろな手厚い職業再訓練とか、いろいろな施設が要るわけですが、そういう場合に、私は特にきのうも申し上げたのですが、中南米の曠野で、中南米の曠野といってもカリブ海を含めてもかまわないのですが、ジャングルでもいいんですけれども、非常に生活程度の低いインディオと同じような原始的な農業をやらなければならないようなところにそういう中高年層の人をやるのは、これはもう実に非人道的で、そんなことはあってはならないと思う。だとすると、非常に国内で社会保障的な意味を加えてやる、相当な国家の財政を使ってもやらなければなりませんが、そういうことと比べて、効率的に考えても、あまり何でもかんでも南米のどっかの国に土地を買って、そうしてやるといっても、それに投下する、また投下してやらなければならない資金ということも考えて、そういう効率もやはり考えなければいけない。日本の労働力を効率的に使うというなら、第一義的には、やはり国内でりっぱにそれを使い、もしそれに伴う社会保障的な仕事があるなら、やはりそれを国内でやるのが当然なんです。だから、やはり国外の移住というものに対するならば、やはり主として経済協力という点と、とにかく新しい天地に行って、農業でもできるし工業でもできるという一つの新しい働く分野を確保していく、これはけっこうなことであって、毎年相当コンスタントな形でそういう人が行かれることはいいけれども、繰り返したことになりますけれども、過剰労働力を何でもかんでも従来の観念で外へ持ち出そうということは、もう相当修正されなければならない、こういうふうに考えるわけです。農業のほうについては、経企長官に伺うのですが、農業の余ってくる労働力の、それの国内における吸収等について、どういう計画と見通しをお持ちですか。もう一ぺんその点だけ伺いたい。