曾禰益の発言 (外務委員会)
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○曾祢益君 最後に、監督官庁といいますか、政府機関のほうのあれですが、これも、きのうは非常に主として農業関係の議員諸君からの御発言もあったわけですが、私は既存の権限を今どうしようとか、こうしようとかいうことではございませんが、やはり補助金のルートの表を見ても、いかに複雑で非効率的で——今までのこれは事業団法とは直接関係はございません——これからの問題ではあるけれども、だれが見てもこのままでいいということは私は言えない、こういうことではいけないのじゃないか。だから、私はむしろ、農林大臣が移住のことだけをお考えにならずに、非常に高く評価される日本の農業の技術を、外国に技術協力をする、こういう面は農林省の権威にかけてやっておる仕事が幾らでもあるし、そういうことは、プロパーの農林省の仕事として大いに評価しなければならない。もっともっとやってもらわなければならない仕事がある。ただ、移住の方面とか、あるいは開拓者の方面は、たとえばここの資料にもございますが、たとえば全拓連というものが農林省から三十八年に幾らですか、九百万円ですか、まあもらって、これは国内の問題もあるのだから、これでしようがない、けっこうかもしれませんけれども、全拓連が事実上経営する移住地、グァタパラにあるというような、こういう点とか、建設省の青年訓練所というものは、特に南方ブラジル方面では、まさに南方ブラジルは移住行政の混乱の現地版だというようなことが書いてあるのでありますが、そういう点は、やはり移住事業団を作ることを足がかりとしながら、やはり一元化というものを進めていくだけの識見を持って、ひとつその認識でやっていただきたい、かように考えるわけですが、いかがですか。