長谷川仁の発言 (外務委員会)

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○長谷川仁君 今、石田委員から指摘がございましたように、外務省の調査月報、一九六一年十一月の「海外移住希望者の分布と海外移住を促す要因」というのを見ますると、国民が海外移住に無関心だというのが六八・八%あるわけですね。それから、百名の調査の中で、海外移住ということに対して誇り高い行為だと認めておるのが三分の一しかない。こういうデータが出ているわけです。私も今大臣の御説明で大体了解したんでございますけれども、しかし、もっと大きな問題を、外務省だけの問題ではなくて、国民全体にこの海外移住観、いわゆる海外雄飛、進取の気性、その海外移住というのは、食えないから移住するんではなくて、これからこの法案の説明書にもありますように、大いに平和部隊として行くのだ。しかし、その平和部隊として行くんなら、アメリカのニュー・フロンティアとか、そういった使命観とか、海外に行くにはどういった目的があり、どういった理想があるんだ。そういった一つの抽象的な言葉ではなくて、何かそれを国民に与えなければ、私はこれはなかなか若人たちが奮起もしないし、また行こうともしないと思う。ただ、ここで私は考えなければならんことは、この調査月報を読みますと、都会のほうが、都会でしかも学生層、若ければ若いほど海外に行きたがっておる。こういった傾向があるとするならば、なお一そう国民全体の海外移住観というものを私は確立しなければいけないと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 104313968X03019630627_008

発言者: 長谷川仁

speaker_id: 33545

日付: 1963-06-27

院: 参議院

会議名: 外務委員会