武藤謙二郎の発言 (内閣委員会)
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○説明員(武藤謙二郎君) 中央分析所の設置の理由について御説明申し上げますと、御承知のように、今までも税関で薬品を使い、あるいは器械を使っての分析をいたしております。あるいは分析をすることによって、税表の分類でどちらに入ってきた商品に属するかということをはっきりさせておるのでございますところが御承知のように、最近非常に科学技術が発達しまして、いろんな新しい、今まで日本にないような商品ができて参りました。さらに、貿易が自由化されますと、いろんな商品が入ってくる。その上、第三の理由としまして、御承知のように、日本の関税率の分類は、ブラッセルの分類という国際的な分類をとっております。これは非常に進んだものですが、それを適用するのには相当高度な技術的な分析が要るものだろうと、そういうことになっております。そこで、従来各税関の鑑査部で分析を、あるいは薬品を使いあるいは器械を使うということでやって参りましたのですが、今後は相当高度の器械を購入して、高い器械でございますが、それで分析をする、そういう必要が生じて参りました。それから先ほどもちょっと申し上げましたように、ブラッセルの分類というのは国際的な分類なものですから、外国から入ってきた商品について、日本が甲のほうに分類するというときに、外国からそれは乙じゃないかというような文句がきます。そのときに、これを十分納得させるだけの国際的に権威のある機関が分析をする、りっぱな設備を持って分析をする、そういうことが必要になって参ります。そういうことで中央分析所を作ろう、そういうことになったわけでございます。