二宮武夫の発言 (地方行政委員会)

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○二宮委員 財政的な措置をし、あるいは行政を進めてまいります立場から言われている気持ちというのはわかるのです。ただ、もう一つ私は考えてもらいたいことは、百万にも及ぶところの地方自治体の公務員あるいは教育公務員というような人々のために、やはり人事院の勧告というものが出た以上、それを批判するというだけじゃなくて、池田総理も尊重すると言っておるのだから、尊重するというのであれば、やはり出ました五月一日実施というこの実施の時期を、何もほかの人に遠慮することなく、あなたはやはり先頭に立って、五月一日実施すべきであるということを主張するという、こういう強い態度をとってもらいたいという希望を私は持っておるわけなんです。それで、あなたはおそらくそういうことでがんばっただろうと思うけれども、ほかの人がそういうことを聞いてくれぬから、やはり閣僚の多数決に最後は自分も納得したのだ、こういうことなら一応了承できるのですけれども、そういう立場にある自治大臣が、初めから財源を出すほうの立場にだけ立ったり、あるいは行政指導する立場だけに立って、たくさんの人々の、何にもそういうことについて公言もできないような立場になっている人の、そういう擁護の立場というものを捨ててしまうということは、私はよくないと思うのです。そういう弱腰ではよくないと思うのです。出す時期が悪いなどということについては、私も実は昨日はその点については了承したけれども、大臣の立場というものから考えたら私はその辺くらいは強く主張してもらいたい。こう考えているわけなんです。特に大臣きのういらっしゃらないうちに、政務次官は今後勧告が出ましたらば、それを完全に実施していきたい、こういう意思の表明があったわけなんですが、大臣どうですか、今後の問題についてはどうお考えですか。いつも悪例を残して、五月にさかのぼってやれというと十月になる。何かいつも少しばかりけち切って、それで尊重したいというようなことばでもって濁すというのが従来のベースアップの実態ではないかと思うのですが、今後もしいい時期に妥当な勧告が出ましたならば、それに対してはどうお考えになりますか。私は今回の態度はやや弱いのではないか。早川自治大臣ともあろう者が少し弱いのではなかろうかというようにも考えるわけですけれども、今後はどうです。

発言情報

speech_id: 104504720X00319631213_006

発言者: 二宮武夫

speaker_id: 17906

日付: 1963-12-13

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会