茜ケ久保重光の発言 (地方行政委員会)
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○茜ケ久保委員 関連して。自治大臣は、国家公安委員長として一言聞いてください。
それは、私は従来警察官の待遇改善について所見を持っておりますが、日本の警察官が非常に昔の軍隊式の訓練を受けて、上級者の命令その他には非常に従順に服してまいりますが、その反面、いわゆる戦後二十年近い今日、民主警察ということばは多分にありながら、なおかつ一般の国民大衆との関連においてはかなり昔型の性格があらわれておる。これにはいろいろ原因がありましょうが、私はやはりその一面としては非常に給与が悪いと思う。これはいわゆる国家公務員とか、地方公務員との関係でいろいろな制約もありましょうが、私は警察官は特別な給与規定を設けてかなり優遇措置をする、でなければ幾ら民主警察を言っても、食うや食わずの状態で、しかし従来拳銃と警棒の服装について、拳銃なんというものは絶対持っていてはいかぬ、あれは百害あって一利なし、私は数年前に議員であった時代に、これは警察庁長官に主張してまいったのでありますが、一向にそれが実現しない。あのみっともない姿、拳銃は御承知のようにあれがあって捜査上有効かというと、ただ暴発とか、盗難とか、あのために警官自体が非常に不遇にあっておるし、また民衆も非常に困っている場合がある。したがって、特殊任務以外は拳銃ははずせる、警棒ももっと持ち方をかえろというのだが、なかなか現在の警察の首脳部諸君は聞かない。この服装の改善と同時に給与の改定を行なって、ある程度余裕のある生活態勢の中で、いわゆる民主警察の実現をはからなければならぬ、こう思うのです。あとまだいろいろありますが、この二点、いわゆる服装の改善についての所見と、それから何らか特別な措置を講じて、警察官の処遇をもっとよくして、そうしてほんとうに民衆に奉仕する警察の実態をつくり上げる意思があるかどうか、この点について国家公安委員長の御所見を向いたい。