早川崇の発言 (地方行政委員会)

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○早川国務大臣 茜ケ久保委員から、たいへん警官に対するあたたかい御理解のおことばをいただきまして、非常にありがとうございます。実は警官は、特に刑事に例をとりますと、週六十二時間も働いておるわけであります。一般公務員は四十二時間が大体平均でございますが、これに対しまして超過勤務手当は、御承知のように地方自治体におきまして九%で頭が切られておるわけであります。勤務六十二時間に応ずる超勤手当を出すとすると、約三〇%出さなければなりません。そこで私といたしましては来年度からは少なくとも九%の頭打ちというのは、——一般公務員は超勤の時間とおりそれで大体まかなえるわけであります。警察官の場合には、三〇%もらわなければならないのですが、一挙にそこまでいきませんので、せめて一五%できれば超勤手当の額を引き上げたいということが一つ。それから、一般の給与は、一般の公務員に比べまして、ああいう特殊勤務でありますから、若干高くなっております。しかし、特に私が警官の処遇で憂慮するのは、警官の住宅であります。全警官の中の二割程度の人たちは、畳二畳敷きの居住をしいられておるわけでありまして、このために、せっかく結婚話などがまとまったのが、親が来て破談になったというような悲劇もございます。そういう面で、来年度からは従来の警官住宅の計画を本年度の四倍、大体八千戸近くをつくってやりたい。そういう処遇を通じまして、警官の待遇を改善していきたい。
 もう一つは、凶悪犯罪をとらえるために死亡した人に対して特別報償金制度を設けました。昨年は六名につきまして、一人当たり八十万円ぐらい総理から特別に報償の措置をとりまして、警官諸君の士気高揚に非常に貢献をいたしております。そういう処遇をやりながら、同時にいまの御指摘のように、おいこら警察ではなくて、犯罪者にはきびしくなければなりませんが、善良な市民の人権擁護については常にやさしく、しかもやさしいことばで——どうしても警官はことばは荒い。そういう面で、局長会議その他では、機会あるごとにそのことを要望いたしております。そういう面でも改善をしていきたいと思います。

発言情報

speech_id: 104504720X00319631213_011

発言者: 早川崇

speaker_id: 21219

日付: 1963-12-13

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会