藤田義光の発言 (地方行政委員会)
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○藤田(義)委員 ただいま日本は警察官一人当たりの負担人口が六百九十一人ということでございましたが、私の郷里の熊本県のごときは千人に一人ぐらいでございまして、警察官の数にも非常な地域格差がございます。十分ひとつこういう点も考慮して、今度の警察官の配分に対しましてはひとつ善処していただきたいと思います。
次に、お伺いいたしたいのは、第一線の警察官は肉体的にも精神的にも非常に苦労が多いことは御存じのとおりであります。特に警察官はその職務の性質から居住制限を受けております。住宅の確保がきわめて困難でありますが、その反面、公務上の死者の比率も各国に比べて非常に商いという気の毒な現状であります。こういう点に関しまして、警察官の待遇改善、なかんずく住居の確保ということを真剣に考える段階にきておると思うのでありますが、この点に対して大臣の御計画をお伺いいたすとともに、私は最近の犯罪の内容を見るにつけまして、一番憂慮すべき点は少年犯罪であります。十歳から二十歳までの少年千名に対して十・八人の犯罪者があり、また成人を加えた全犯罪者のうち、三五・二%がいわゆる少年犯である、きわめて憂慮すべき事態であります。しかもこれは政治、教育、社会万般の施策が、総合して少年犯の防止に役立つことはもちろんでありますが、直接この問題と取り組んでおられます警察当局としましては、この少年犯のすさまじい激増に対ましては、何かここで一くふうあってしかるべきではないか、かように考えるのであります。警察官の待遇改善、なかんずく住居対策をお尋ねするとともに、少年犯の防止に対して何か直接一くふうないかどうか、お伺いしておきたいと思います。