細郷道一の発言 (地方行政委員会)

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○細郷政府委員 県別の具体の数字は後ほど調べた上で御連絡申し上げたいと思いますが、傾向といたしましては、御指摘のように、やはり都会的な府県の住民一人当たりの税負担のほうが数字的に高く出、いなかのほうが低く出るということは御指摘のとおりであろうと思います。ただその場合に、一人当たりの負担自体を出します場合に、地方税全体あるいは府県については府県税全体を住民の数で割りますために、その間に法人の納めます税も入っておるといったようなことから、そのまますぐそれをもって実質的な負担であるというふうに見ることは困難であろうかと考えております。なお、こういった都会的な、いわゆる鉱工業の発展をしております地帯と原始産業的な地帯との差は、どうしても現行の税制におきましては、終局的には所得を税源といたします税体系をとっております関係上やむを得ないものではなかろうかと考えるのでありますが、その間の行政水準を均衡化するために、御承知のような地方交付税制度によってこの均衡化をはかっておるわけであります。今回住民税の負担の軽減合理化をいたしますのは、同じく所得格差の是正と申しましても、税負担の面においてこの是正をしていこうということでございまして、従来ただし書き方式をとっております市町村が、比較的都会的でない部分に多いといったような面から、その是正を今回はかることによりまして、租税負担の面での格差の是正が行なわれる、こういうふうに考えておるのでございます。

発言情報

speech_id: 104604720X01719640305_024

発言者: 細郷道一

speaker_id: 20259

日付: 1964-03-05

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会