中村高一の発言 (内閣委員会)

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○中村(高)委員 基地問題のうちで最近非常に問題になっております基地の騒音に対する問題について、防衛庁にお尋ねをいたしたいのでありますが、政府でも御承知のとおり、本年の七月までに参りましたF105Dジェット機でありますが、これが来てから特に騒音がきびしくなっておりますことは、もうたびたび地元からも申し上げておりますし、またわれわれも三日間にわたりまして泊まり込みで騒音の調査をいたしまして、その内容については先般文書をもって申し上げておりますから、おわかりになっておることであろうと思いますから、特に詳しく申し上げようとは思いませんけれども、せっかく私たちが三日にわたって調査いたしましたその結果でありますが、どういう結果があらわれておるかと申しますと、特に105が移駐してから騒音が従来より一そうひどくなってきております。三日間にわたって調査をいたしましたものによると、音量が百二十フォンから百三十フォン丁以上になる場合が相当ひんぱんにあるのでありまして、十七日もそうでありますが、十八日におきましても百二十フォン以上百三十フォン、あるいはそれをこえておるものもあります。それから十九日も同じような結果があらわれておるのでありまして、大体音量というものは、われわれの人間のがまんのできる範囲というものは、政府でも施設庁でも十分御存じだと思いまするが、九十フォンぐらいが限度でありまして、それ以上はもう耳に手を当てなければとてもやりきれない。最近ではもう子供などは外から耳に手を当ててうちへ入ってくるというようなひどい状況でありまして、とても飛行機の直下においてはいたたまれない。105の別名がサンダーチーフでありまして、雷でありますが、ちょうど雷が落っこったと、名前のとおり、同じぐらいの音量であります。これではとても人間が住めるという状況ではないことは、私たちが現実に経験をいたしたのでありまして、ついに地元では、もう集団でどこかに移住するよりほかに方法がないということになりまして、滑走路の直下にある二つの町会では、大体二百七十世帯が集団で移住をするよりほかにしかたがないという決議もいたしまして、これも政府に伝達をいたしております。さらにまた、これは昭島市の医師会が調査をいたしました報告でありますが、この医師会で調査したのによりましても、不眠症、神経衰弱、高血圧、目まい症、それから偏頭痛、こういうようなものが一様に周辺に起こっておりますことが、市の医師会の報告であります。われわれが医師を伴いまして現実に調査いたしたのによりましても、大体同じような結果が出ておるのであります。
 こういう状況を大体かいつまんで申し上げたのでありますが、政府でももちろんおわかりになっておるはずでありますが、こういうことに対して、一体防衛庁としてはお聞きになっておってどういう対策を考慮しておられるのか、その点をお聞きをいたしまして、あと質問を続けたいと思うのであります。

発言情報

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発言者: 中村高一

speaker_id: 10553

日付: 1964-09-01

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会