田中角榮の発言 (本会議)

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○国務大臣(田中角榮君) 小坂さんにお答えいたします。
 第一は、沖縄に対する問題でございますが、御承知のとおり、三十五年一億、三十六年五億、三十七年十億、三十八年十九億というように、沖縄援助費につきましては十分な配慮をいたしてまいったわけでありますが、三十九年につきましては、二十億円の予算を組んでおるわけであります。それからマイクロの問題は、現在調整が行なわれつつありますので、近く結論が出ると思っております。
 それから第二は、減税問題でございますが、減税につきましては、今後長期減税計画を立ててはどうかということでございます。御承知のとおり、歳出の面については、各省でも、また政府自体が長期計画を法律で明定をいたしましたり、いろいろつくっておりますが、税に対して相当長い期間にわたって長期的な減税計画をつくるということについては慎重に考えなければならないと考えております。税制調査会、経済計画の審議会等の意見も聞きながら、安定的な経済成長に対する考え方や、また国民所得の状況等、非常に広範にわたって検討をしなければならない問題でありまして、現在すぐ長期減税計画を立て得るかどうか御答弁できないと思います。
 第三点は、昭和三十九年度の予算に関して、まあ大体いい予算だと思うけれども、一部の方々は財源を目一ぱいに見積もっておるので予算の弾力性がなくなっておるということに対して、長期歳入見積もりをつくってはどうかという御質問でありますが、先ほどもお答え申し上げましたとおり、三十九年度は過去の実績、経済の見通し等から考えまして、目一ばいというよりも、通常の見積もり内にある歳入というふうに考えておるのでありまして、正常な歳入を考えておるわけであります。長期歳入見積もりという問題に対しては、検討いたしたいと考えます。
 それから、輸出体制と国際収支改善問題に対しての具体策を示せというお話でございますが、御承知のとおり、開放体制に向かいますので、今後為替制限によって国際収支を安定せしむるということができませんので、かかって輸出の振興にあるわけであります。海運対策、観光政策等に対しては、三十九年度の予算で御承知のとおり、格段の施策を行ない、貿易外収支等の改善に対しても、積極的な施策を行なっておるわけであります。
 第五点は、中小企業金融の拡充についてでございますが、通帳大臣からお答えがあると思いますけれども、中小企業信用保険公庫への四十五億の出資等の施策にも見らるるとおり、中小企業の金融の問題に対しては、十分なる施策を行なってまいりたいと考えます。(拍手)
  〔国務大臣赤城宗徳君登壇〕

発言情報

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発言者: 田中角榮

speaker_id: 242

日付: 1964-01-23

院: 衆議院

会議名: 本会議