赤城宗徳の発言 (本会議)

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○国務大臣(赤城宗徳君) 農山漁村の体質を改善することを強力に推し進めろ、まことにそのとおりでございます。そのために予算あるいは融資ワクを広げたらいいではないか、おはかりしておる予算案等に関係してその方面も進めております。特に御指摘の面は、農協系統の資金が系統外に流れているものが多いのではないか、こういうことでございます。事実一兆四千億円ばかりの農協関係の貯金がありますが、そのうち組合員のほうへは六千五百億円でありますから、確かに系統外に流れておるのがございます。これにつきましては、御承知のように、財務処理基準令というようなものがありまして、これによって系統のほうへ流すよう極力勧奨いたしておりますが、お話でございますので、さらに一そうその点は進めていきたいと思います。
 なお、農林関係に資金を還元するという意味におきまして、御承知のとおり、昭和三十六年から農業近代化資金を設けまして、ことしはそのワクを六百億円に広げたわけであります。さらに、公庫関係では千七十億、あるいは無利子の金では四十五億と、できるだけ融資のワクを広めて、構造改善を中心とした体質改善のほうへ進めていきたい、こう考えております。
 第二のお尋ね、選択的拡大の一つであるところのくだもの、果実の流通あるいは価格対策に欠くるところがあるんじゃないか。実は、この点につきましても私ども非常に苦心をいたしておるのでございますが、各大消費地あるいは府県等におきましても、生産調整対策協議会等を設けまして、出荷の調整等をいたしており、あるいはリンゴ等につきましては、保管、貯蔵、こういう方面のモデル施設もいたしております。また、もう一つは、海外需要の関係から、海外の市場を開拓すべきではないか、こういうことでございますので、ジェトロを通じて宣伝あるいは市場の調査等を進めておる次第でございます。なお、価格の安定、流通対策等につきましては、御趣旨の強い御意見に沿うように一そうつとめていきたいと思います。(拍手)
  〔国務大臣福田一君登壇〕

発言情報

speech_id: 104605254X00419640123_012

発言者: 赤城宗徳

speaker_id: 5392

日付: 1964-01-23

院: 衆議院

会議名: 本会議