河野謙三の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)
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○河野謙三君 オリンピックをわずか四十何日の間近に控えまして、きょう御出席いただきました参考人の各位、非常に御多忙のことは承知しながらも、なおかつ、きょう御出席いただきました私の気持ちといたしましては、私が言うまでもありません。オリンピック開催時に直接各競技場に入りまして見物ができます国民というものは、国民全体から見ればわずか一%か二%にすぎません。でありますから、この場に臨みますと、準備も大体できたようでありますから、特に重点を置いていただきたいのは、オリンピックに直接触れることのできない大多数の国民に、いかにしてオリンピックの零囲気を味わってもらうか。これは私は非常に大事だと思う。お考えになっておると思う。その意味で、記録映画というものは、いま与謝野さんがお話しのように、いろいろな紆余曲折を経て、ここにスタッフが構成されたんでありますけれども、私は、思い切って、かかる金はかける、施設すべきものは施設する、人員等も、IOCの規定によりまして制約はあるようでありますけれども、できるだけ人員もより多くの人を配置して、りっぱなものをつくっていただきたい、こういう気持ちでございます。
その意味で、いま市川さんから構想についてあまり具体的にはお触れくださいませんでしたが、この機会に、市川さんは市川さんなりに、技術者として、予算その他のことは別問題にして、自分は予算にかまわず、大多数の国民のために喜ばれる、満足してもらえるような記録映画というものはどういうふうにしてつくる、どうしたらいいだろうということを、ひとつ、あらためて構想を伺えば非常にしあわせだと思います。