河野謙三の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)
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○河野謙三君 私は、少なくとも外国の役員、選手がこちらに来るまでに問題は一〇〇%解決しておくべきだ。まあ大体私も、これはインドネシアなり北鮮の選手が参加することは不可能だと思いますが、その場合に、たとえ一%でも可能の余地があるという段階でオリンピックを迎えますと、そこにまた非常に私はめんどうな問題が起こるのじゃないか、かように思います。私はこの機会に、与謝野さんなり大島さんに御答弁願うことが適当かどうかわかりませんけれども、事情がよくおわかりだと思いますから伺いますが、いよいよ十日の開会を間近にして二十数日、外国の選手がオリンピック村に向かってやってまいりますね。その場合には、手続上は、登録簿と申しますか、これは先に各国から届いて、そしてこれを、陸上の場合は国際陸連の役員がチェックをして、そしてイエスということになって許可をもらった人が、日本の国に飛行機なりその他の機関を通じてやってくる、こういうことじゃないでしょう。これは、いきなり羽田に向かって飛んでくる。その晩選手村に入る。早くても翌朝あたり、それぞれの国際陸連の機関が名簿をチェックするということになるのが私は実情だと思う。そうなった場合に、いま問題の北鮮なりインドネシアの選手が、一応認めるとか認めないとか言いましても、選手村に入ると思うのです。現実に。入って、そこでその後において名簿を見てチェックして、おまえはいかぬというような場合に、その選手に選手村から退去を命ずるわけですね。そういう問題が起こると思う。これは単なる想像じゃないと思う。そういう具体的な問題にぶつかると思う。そうなったときに、一体問題が紛糾しないとだれが予想できますか。私は、でありますから、願うことならば、非常にめんどうな問題でありますけれども、一〇〇%問題を解決しておかぬと、一るの望みを持って向こうは来る。その場合に、日本もアジアの一員として、あまりそっけない返事もできぬでしょう。そうすると、自然日本がその渦中に巻き込まれるという心配がある。
で、私が伺いたいのは、大島さんね。あなたはたびたび経験があるけれども、選手村へ入る場合には、一々チェックしてもらって、証明書をもらって、それで入ってくるのじゃないのでしょう。選手村へ一応入って、入るときに名簿を出す。その名簿をチェックするのは、国際陸連なり、国際水連の役員がチェックするのでしょう。だから一応は、向こうが、これがわれわれの選手である、これが役員であるということで来れば、一応選手村へ入る、これを入っちゃいかぬと言えないのじゃないかと思うのですが、そうじゃないのですか。そうなってくると、私は問題が起こると思うのですが、どうなんでしょう。