柴谷要の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)
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○柴谷要君 関連。
私も、河野先生が御指摘になりましたように、たいへんな問題だと心配をしている一人でございますけれども、どうも私、国民感情として割り切れないものがある。二十数種目ある中で、陸上と水上だけがほかの大会に参加した人たちを締め出す、どうも感情的に割り切れない。特に陸連と水連がそういうかたい決定をしたというのですが、他の競技は、そういうことをきめないで自由に参加ができる。こういう足並みのそろわない国際競技団体というのは、一体どういう考え方で陸連と水連はいるのか。この世界のその要職にある人の心境を実は聞きたいくらいなんです。
そこで、かつて衆議院のやはり委員会で、事務総長さんは極力努力をするということをお述べになったのを私は議事録で見ておるわけです。それを見ておったところが、数日を出ずして、あたかもどうもさじを投げたような声明をされた。一体これは、努力された期間は何日くらいあったのかというふうに実は私は疑問を持った。
というのは、まあ、きょうは委員の差しかえで出席をさしていただいたわけでありますけれども、従来ずっとオリンピック委員をさしていただいておりましたので、たいへん関心を持っておった。そういう関係で、このアジアの日本が大会を開くについて、アジア諸国が非常に、隣接国でもあるし、この機会に出て大いにやりたいという熱意を持ってこたえているようです。それを、陸連と水連が締め出しをすると
いうことは、何かオリンピック精神に——これは新興国だけ集まって大会をやったというので、確かにある示威行為であったかもしれぬけれども、その後オリンピック精神に徹して参加したいというのだから、これは大きな気持ちで認めてやるのが至当ではないかというように私は感情的に思った。しかし、百数カ国の参加があって開かれるオリンピックでありますから——九十八カ国か、この大会に参加するのは九十八カ国といわれておるのですが、その中で水連と陸連だけが参加をした選手を締め出すというのは、どうも感情的に割り切れない。どうも日本のオリンピックに何か暗い影をさすような気がするわけでありまして、これを、日本の組織委員会としては、最後の最後まで、衆議院でお述べになったような御心境でおられて努力をされるのか。それとも、すでに御声明になったようなことで、もはや努力をしてみてもかいがない、こういうふうにお考えになっておるのか。たいへんどうも重ね重ねの質問で恐縮でございますけれども、参加をしたいという、インドネシアなり朝鮮諸国間にはあると思いますので、ひとつぜひお聞かせをいただきたい、こう思うわけであります。