柴谷要の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)

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○柴谷要君 御報告いただきましたので、まず最初に警察庁の高橋さんにお尋ねをいたしたいと思うのであります。オリンピック開催にあたって、何といっても交通問題、刑事問題はたいへんなお仕事であろうと思います。御報告を聞いておりますと、着々その実をあげつつあるということで非常に心強く思うわけでありますが、それだけに関心が深いものですから、二、三点御質問をいたしておきたいと思います。
 交通警察活動と警備警察活動とに分けまして、オリンピック開催時において、最小限度の動員でも六千人、多いときには二万四千人からの警察官を必要とするというお話でございましたが、警視庁の現況から言いまして、二万四千人の動員が一体可能であるかどうか。
 それから、交通警察、警備警察の担当にあたって、これはもちろん交通警察だけではなしに、警備関係も含めての配置になろうかと思いますけれども、そういったようなたいへんな動員計画を立てられていくわけでありますが、目的はオリンピックを円滑に開催するということでありますから、どうしても重点がそっちにかかっていってしまう。そうしますると、犯罪というものがかなり高いところに予想されているわけでありますから、警備警察活動という方面が低下するのではないか、こういうふうに一部では考えられる。またこういう機会をねらって、ひとつ何かやろうという悪心を起こす人もないことはないと思う。そういうような結果になりますと、大事なオリンピックですから成功させたいということで、そちらの方面に集中するがゆえに、他の犯罪事犯がふえてくる。このほうの手抜かりが起こる。これが軽微な犯罪であればよろしいのでありますが、悪質な犯罪等が予想されてくると思うのですが、この点に対する警察庁の御見解をまず最初に承っておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 104613811X00319640213_014

発言者: 柴谷要

speaker_id: 34840

日付: 1964-02-13

院: 参議院

会議名: オリンピック準備促進特別委員会