河野謙三の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)

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○河野謙三君 それが世間に伝わらないのですね。たとえば、総会の日町を繰り上げて何かこの問題の処理を検討する余地はないかとか、一カ年のものを九カ月に短縮して処理をする方法はないかとか、こういう具体的な、私はルールを尊重する中にも具体的な主張を持って行かれたと思うのですよ。それが世間に出てこないのですね。出てこないから、先ほどから申しますように、向こうでルール尊重、ルール尊重と言うと、何か日本がルールを無視しているように受け取れるわけです。
 私は、この機会にそこをはっきりしていただきたいということと、今度は逆に、このルールを尊重してあくまでもこれは厳格な態度で臨むべきだという国が非常に多いわけですね。それらの国は、日本の今回の再三にわたる、両国の選手をひとつこの際に認めてオリンピックに参加さしてもらいたいと、こういう長い間にわたる非常にしつこい——向こうから見ればしつこいでしょう。しつこい運動に対して、これらのいまの国際陸連なりブランデージさん以外のオリンピックの有力なメンバーの第三者は、日本のこれに対しましてどういう印象を持っておられますか。私は、日本が国際陸連なり、またオリンピックの有力なメンバーとして東京に開催するにあたっては、あまりむちゃなことばかり言うというような、日本がオリンピックの規則を尊重しないというような印象を持って迎えられることは、将来私は、オリンピックの歴史の中において、日本が非常な誤解を受けるのじゃないかと思いますが、そういう点はどうでございますか。

発言情報

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発言者: 河野謙三

speaker_id: 8301

日付: 1964-09-30

院: 参議院

会議名: オリンピック準備促進特別委員会