岡田宗司の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○岡田宗司君 けさの読売新聞ですが、ソ連のIOC委員の方が記者の質問に答えて、この問題については努力したいという意味のことを言っております。これらから察知してみますというと、おそらく国際陸連の理事会においても、やはりこの問題を持ち出される可能性はあると思うのです。そして、おそらく十二カ国のうち、すでに四カ国は、何といいますか、前の決定を改めろというふうな意見だったということでありますから、その方々も同調されるのじゃないか。あるいはまた、こういうふうに切迫してきて、中には変わらないとも限らないとも思いますしいたしますから、私はどうも八日の国際陸連に、この問題は一事不再議ということで全然取り上げられないとも考えられないのじゃないかというふうに考えます。もし取り上げられました場合には、やはり日本の発言権というものも相当尊重されるべき筋合いのものではないかと思うのです。それは、主催国であるということからいいましても、社会的に見てそういうことが考えられますので、この国際陸連の理事会の開かれますときの日本の態度というものについて最後の努力を私はしていただきたい。これはやはり具体的に何といっても一歩進める道になるのじゃないかと思うのです。その点が一つ。
それから、この問題はIOCの直接の関係の問題ではないかもしれません。しかし、何といってもオリンピック・ゲームが開かれるのはこの団体が主でありまして、そして国際陸連加盟の各国が陸上競技の選手団を送るのですから、全然関係がないとも言えない問題だと思うのです。で、IOCが国際陸連の決定をくつがえすような、あるいは、それよりもIOCの決定のほうが上位であって、したがって、国際陸連のなにはIOCのほうの決定に従わなければならぬという関係にはないかもしれませんけれども、しかしIOCのほうのかなり有力な人々の意見によって、そうして将来この問題が前向きに解決しようというようなことになりますれば、私、またそこで何か新しい道が講ぜられるのじゃないか。たとえば、いまあなたが指摘されましたガネホの今後開かれる場合の関係でございますが、こういうものなんかについても、おそらく第二回目には第一回のガネホと同じようなやり方はしないし、また十分にいろいろな点は配慮してされるであろうということから考えますというと、そこらからまた解決のめどが開かれるのじゃないかというふうに考えられるので、まだ何か余地が多少残っている、その余地がもし多少でも残っておれば、それをやはり手がかりにして、ぜひ国際陸連の中で、日本のこの大会を成功させるために最後のチャンスがあるとすれば、そこでも十分に積極的に話をしてもらいたい、これをひとつ与謝野さんのほうから国際陸連の中にいる日本側の理事に対して伝えていただいて、そうして最後の努力をお願いしたい、こう思うのですが、いかがでしょうか。