池田勇人の発言 (外務委員会)

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○国務大臣(池田勇人君) 欧州の、何と申しますか、OEECの時代は、やはり国際金融あるいは国際通貨の問題と、そうして貿易拡大と、こういうところからできたのは御承知のとおりでございます。それから、まあそれだけでは——やっぱり世界経済がだんだんグローバルになってきて、アメリカとカナダが入りまして、そうしていま一番の問題である低開発国の問題、DACのほうにも入れていこうというので、いわゆるお互いの高度経済成長をはかろう、貿易拡大をしよう。そうして第三には、それに関連した、そして大問題である低開発国の開発をはかっていこう。こういう目的でヨーロッパとそしてアメリカがOECDに入った。しかし、そのときにおきましても、低開発国の問題につきましては、日本が相当の役割りをしているからという意味で、第三のDAC委員会の会議ではあったわけです。これは、何といいますか、かたわ的の会議であったわけです。これでは、やはりいまの世界の貿易その他から申しまして、ことに重要なDACの委員会におきましても、これはやはりお互いの高度経済成長とまた貿易の拡大ということを頭に置いてやったほうが……。相当の役割りをしている日本は、私は当然入るべきだ、こういうことでございまして、お互いの経済の高度成長をお互いにはかりながら、そうして、その間に出てくる貿易の障害——国際金融につきましての円滑を相談し、そうしてあわせて低開発国をやる。これでございますから、日本としてこれから進む上において、これに入っていることが、先ほど来申し上げておるように、日本の立場からいっても、そうして、世界における日本の発言のウエートから申しましても、ぜひ必要であるということを自他ともに認めた結果だと私は思います。
 私は、曾祢さんのように国際的に非常に進んだ考えをお持ちの方は御賛成いただけるものだと考えております。

発言情報

speech_id: 104613968X01719640423_026

発言者: 池田勇人

speaker_id: 8420

日付: 1964-04-23

院: 参議院

会議名: 外務委員会