竹内壽平の発言 (決算委員会)
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○政府委員(竹内壽平君) この適正化法の運用につきましては、国会審議の過程におきまして、いろいろな御質問等の中には、いま委員長のおっしゃったような趣旨もうかがわれる点がないでもありませんけれども、いやしくもこの法律のできました趣旨からいたしまして、私どもは、全くそういう政治的な考慮とか政治的な圧力とかいうようなものには顧慮するところなく、まさしく補助金という制度が必要であるといたしますならば、この補助金を適正に運用してもらうことが、国民の税金でまかなう性質の金でありまするだけに、これは重大なことでございます。したがいまして、先ほど申しましたように、この法律ができました当時から、特別にこの担当の専門の検事を指名いたしまして、その検事をして常時この種の犯罪の検討、捜査に当たらしておるのでございまして、ただいまにおきましても、この考え方は少しも変わっておりません。申すまでもなく、あくまで厳正公平に、罰すべきものは罰するという、この考え方を貫いてまいっておる次第でございます。ただ、これらの事件を捜査しておりますと、不当事項としてあげられました事件が、ほんとうは、不当事項であることは間違いないのでございますが、捜査の過程において、ただいま委員長の御指摘になりましたような、私どもとしましてもまことに遺憾千万だというような運用の実際を見るのでございます。しかし、それが犯罪になりますならば、これは犯罪としてもちろん取り上げるのでございますが、そういうものを見るにつけまして、やはり検察官はこれではいかぬという感じを持つのでございます。毎年私どもの部内で担当検事の中央の会議を会同いたしますが、やはり、これは常に一つの議題にのせられまして、絶えず前年の実績を検討し、将来に向かっての扱い方につきましても協議をして、私どもの立場から事件の捜査をブッシュしておるというのが現状の運用でございます。