伊藤顕道の発言 (内閣委員会)
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○伊藤顕道君 いまお伺いした問題については、大臣は何ら影響ということを考えないで、既定方針で進むんだということでございますが、この問題には大いに私ども問題があろうと思うので、これは後ほどに譲るとして、そこで順序としてまず外務省にお伺いしたいわけですが、都合の悪いことに外務大臣都合が悪くて御出席なくて、アメリカ局長が御出席のようですが、やむを得ませんからアメリカ局長からお伺いしたいのですが、中国の核実験のありました直後、外務省は、軍事的に見ればその意義は小さいと、こういう意味の評価をしておるわけです。ところが、アメリカの原子力委員会が、中国の核爆発についてはウランの二三五を使用したということ、したがって、核分裂の装置の実験である、こういう見解を明らかにしてから、今度はその態度を変えて、過小評価することは危険である、長いことは省略しますが、こういうように態度を豹変しておるわけですけれども、これは一国の外務省ともあろうものがきわめて軽率であろうと思う。一たん何ら問題がないというようなことを、意義は小さいのだというようなことを発表しておきながら、今度はアメリカの、他国の原子力委員会が少し大事な問題を発表すると、今度はさっそく態度を変えて、過小評価することは危険であるというような、態度を変えておるわけです。そのような何でもアメリカの言うことを信用するということ、こういったことにもアメリカ一辺倒ということがうかがえるわけですけれども、その問題と合わせて、発表したことを即刻態度を変えてしまうというようなことは、いま申し上げたように、一国の外務省としてはきわめて軽率であって、なぜもっと自主的に、そうして慎重にやらなかったのかということを大臣にお伺いしたいわけですけれども、いま申し上げたように、大臣おりませんので、かわって答えていただきたい。これは一体どういうことなのか。