池田勇人の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(池田勇人君) 私は医療費がかかるということをおそれているのじゃないのであります。医療費がかかるにいたしましても、全体の国民の間に差等があり、しかもまた、健保に入っている人が今度国保になって、そうして、いままでのいろいろの優遇が受けられぬという状態を何とか直さなければならないということを私は問題にしておるのであります。医療費がかさむということを主体に考えておるのじゃないのであります。それから医療費のかかる前にこれを予防するという問題でございますが、これは社会保障制度全般について言えることでございます。生活保護費なんかを出すことはもちろん必要でございますが、生活保護費を出すまでに、いわゆる救貧というのでなしに、防貧——貧困になるのを前もって防ぐことは、これは社会保障制度の前にくるべき問題で、したがいまして、たとえば生活保護を受ける方々の原因はやはり病気その他からくるのでございますから、そういう病気が起こらないように予防するということが、これは社会保障制度の根本であり、その前提であることは十分承知いたしておるのであります。したがいまして、医療関係におきましても、伝染病その他につきましては、早くこれを伝染しない前において措置するということをしなければならぬことはこれは当然のことであります。

発言情報

speech_id: 104615261X00419640213_007

発言者: 池田勇人

speaker_id: 8420

日付: 1964-02-13

院: 参議院

会議名: 予算委員会