池田勇人の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(池田勇人君) 外務大臣から詳しく申し上げたとおりでございます。私自身といたしましても、外交は水ぎわまででありたいという気持ちを持っております。私が組閣いたしましたときにも、外交問題懇談会というものを設けまして、民間、学界の有識者をお集まりいただいて、一年余り語り合ったのでございますが、その点におきましても、なかなか意見の初めから違っておる方はお入りにならないという状況です。また、組閣当初におきまして、野党の方々とライスカレーを食べながら話し合ってみよう、こう言ってみたのでありますが、なかなかうまくいかない。ことに外交問題は、御承知のように左か右かというふうに分かれてしまっておるものですから、実現したくても、なかなかいまのところむずかしい。したがって、そういう機運を進めていきたい。いまお述べになりました儀礼的の問題につきましては、これは外国の元首あるいは著名な政治家がお見えになって、私が招待するときには、野党の方にもおいで願うようにして、これは実現いたしている。それから国連の問題につきましては、外務大臣が申し上げたとおり、われわれは代表としてでなくても、やはり御一緒に行っていただくといいという気持ちはまだ持っておるのでございます。今後、秘密の守れる程度におきましては、なるべくそういう方向で進んでいきたいという気持ちは持っておるのでございます。