池田勇人の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(池田勇人君) 鹿島さんの御意見、大体私と同意見でございます。こういう点につきましては、去る衆議院予算委員会で横路君の質問に対しまして、中共が好戦国でなしに、ほんとうにアジアの平和と世界の平和に進んで協力するということを自他ともに認められるような喜ばしい状態があるならば、自分らも考えるにやぶさかでない、こう言っておるのでございます。私はいまお話のような基本的考え方で進んでいきたいと思っております。なお、フランスが中共を認めましたあとのせんだってのWHO——世界健康会議におきまして中共の加盟問題が論議せられ投票が行なわれた結果は、前年のそれよりも台湾政府支持のほうが非常に多かったように聞いております。したがいまして、ドゴール大統領の中共承認後の世界の情勢は、そう急激な変化はいまのところは見られません。われわれは、今後十分世界の情勢を見きわめながら、誤りなき外交を続けていきたいと考えておるのであります。