西村関一の発言 (外務委員会)
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○西村(関)委員 外務大臣にお尋ねをいたしますが、去る二十七日、昨日の参議院外務委員会におきまして、外務大臣は、アメリカの北ベトナム爆撃の理由は当然であるというお答えをなすっておられるのであります。これは、従来から日本政府は、アメリカの北爆は集団自衛の立場から当然である、集団自衛権という国連憲章第五十一条の解釈に従って、アメリカの北爆を妥当であるというふうに解釈をしておられるのでございますが、一体、このようなアメリカの行動に対して、国際法上侵略とはいかなる事態をさすのであるか、どういう事態のもとに行なわれるのであるかという点を明らかにしていただきたいと思うのでございます。侵略というのは国家間の関係においてのみ発生するところのものであると考えますが、ベトナムの場合におきましては十七度線は存在いたしておりますけれども、しかし、これはジュネーブ協定によって暫定的な軍事境界線とされておるにすぎないのでございまして、はたして二国及び多国間の軍事行動によって一方が脅かされておるというような解釈が成り立つであろうかどうかという点が、解釈上の問題としてきわめて明瞭を欠く点であると考えるのでございますが、この国連憲章五十一条の集団自衛権の発動といっておりまする点が、はたしてどういう解釈によって成り立つのであるか、日本政府の見解をお伺いいたしたいと思います。