西村関一の発言 (外務委員会)
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○西村(関)委員 大臣にお伺いいたしますが、一体アメリカと南ベトナムがなぜ二年後の統一選挙に賛成しなかったか。これはベトナム民衆の意思に反しておる。もし統一選挙を行なえば北のほうの側が、圧倒的に強いという仮定のもとにこれを拒否しておる。南ベトナム、ゴ・ジンジェム政権がこれを拒否したということは、アメリカのさしがねであるということも、これは明らかであります。ベトナムの問題はベトナム人の手に返す、たとえそれがどういう結果になろうとも、ベトナム人の意思によってきめられたことを他国の者がとやかく言う筋合いは私はないと思うのであります。このジュネーブ協定に対して、いま条約局長の言ったように、アメリカと南ベトナムとは調印しなかったけれども、アメリカは最終宣言を出しておる。その宣言の中においては、支配も介入もしないし、武力も行使しないということを明らかにうたりているのであります。にもかかわらず、現在の状態においては、アメリカが主役になって南ベトナム解放民族戦線軍と戦っておるし、また北に対する爆撃を強化しておる、こういう実情だと思うのでございますが、こういうことはアメリカのみずから世界に宣言したところの最終宣言の条項にも違反するし、また、国連憲章の立場から言っても、これは非常な行き過ぎであるというふうに私は言わざるを得ないのであります。この点につきまして、大臣は、それでもなおかつアメリカのやっていることは妥当であるというふうにお考えになりますか。