後宮虎郎の発言 (外務委員会)

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○後宮政府委員 カンボジアは、御承知のとおり、三万くらいの小さい兵力しか持っておらない国でございまして、従来からその中立を各国によって保障されたいという希望を絶えず表明してきていたわけでございますが、最近におきましても、ことしの三月十五日に会議開催の要請を行なったわけであります。これに対しまして、各国の態度でございますが、現在のところ、イギリス、ソ連はもちろんのこと、これは共同議長国として受けて立ったわけでございますが、懸念されておりましたアメリカ、それからフランスは、従来からやはりこれに賛成でございまして、ほとんどの国がこれにみな賛成の意見を唱えております。中共も、一応三月十七日の陳毅外相の言明で、カンボジアの中立保障に関する新国際会議を開くことは賛成だと言っております。北越のほうも支持を与える発言をしております。インドについても同様でございます。それで、われわれのほうでも、この会議があるいは実現して、これがインドシナ問題の解決について何らかの貢献をなし得る機会になるのじゃないかということで、非常に注目しておったわけでございますが、最近、この二十四日に至りまして、シアヌーク主席が新たに演説をいたしまして、この会議につきまして、一九五四年のジュネーブ会議型の会議であることを要するけれども、ただ、この会議にはタイと南ベトナムと米国とが参加すべきでないということを明言するということを演説したという電報が実は昨日入ったわけでございまして、この演説をしました真意、バックグラウンド、あるいはどういう点、どの程度の強さがあるのか等につきまして、まだ関連情報が入っておらないのでございまして、この点、カンボジア中立会議の前途に一脈の暗影が漂ってきたというのが現在の状況でございます。

発言情報

speech_id: 104803968X01819650428_023

発言者: 後宮虎郎

speaker_id: 15176

日付: 1965-04-28

院: 衆議院

会議名: 外務委員会