川崎秀二の発言 (体育振興に関する特別委員会)
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○川崎(秀)委員 いまの御答弁の中で二つ注目すべき御意見が出ましたので、私の所見をつけ加えてさらにお尋ねをしてみたいと思うのであります。
それは、大臣がいま非常に新しい意見、つまり大衆の運動広場として国有林の利用というものを考えてみたらどうか、それから厚生省のやる社会体育の面、学校体育でなしに社会体育の面を広げていく必要がある、予算もいままでは文部省中心であったが、できるだけそのほうにも盛るということが、いま出ました意見の中で大きく取り上げて推進しなければならぬところと思います。そのうち厚生省の社会体育の問題は、大臣からそういう話があればまた一般も前々から希望しておったことであり、勤労者体育あるいは社会人体育の必要性というものはいま一番痛感し、実行されなければならぬ部面でありますので、これは対応策がすぐあると思います。国有林の問題は、大臣の答弁がありましたので、私もこれは非常に新しい意見のようにも思い、これをぜひ内閣で大きく取り上げていただきたいと思うのです。西ドイツへ行きますると、森林の中に大きな競技場ができている。大きいといっても、これは四百メートルなどというものでない。二百メートル、三百メートルの小さな競技場があって、そこで青少年が喜々としてスポーツを楽しんでおります。どうも日本のいままでのスポーツということばが、何か競技するというふうにいわれておりまするけれども、イギリスなどで「スポーツ」という雑誌がある。そのスポーツというのは非常に広範囲な考え方で、キャンピングもスポーツであれば、野外活動ということが一番の重点のように、太陽を浴びて裸で運動するということをスポーツといって、競技の意味の、日本でいうスポーツはときにはアスレチックスという陣上競技に近いことばを使っております。そういう意味で、国有林の利用によって休日ごとにそこまで青少年が行って一日を楽しく過ごすということになりますれば、これはもう身近の自分の住んでおる村あるいは町における体育施設の完備とともに完全なものになってきますので、ぜひともそれを進めていただきたいと私思うのであります。
そこで、これに関連して、とりあえずは学校の持っておる競技施設あるいは体育施設というものを利用しなければいかぬ、こうただいま言われておりますが、学校の体育施設を利用するといっても、昼間は生徒がやっておるわけですから、どうしても夕方から夜間になると思うのです。この利用については文部省当局にもいろいろ考えてもらわなければならぬし、また実際にかりに開放しても、夜などは夜間照明などというものも十分ではありませんし、管理の状況も十分ではありませんが、これらについて何か大臣お考えになっておりましたら、ぜひ御答弁いただきたいと思います。