柳田秀一の発言 (体育振興に関する特別委員会)

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○柳田委員 どうせこの問題は同僚の川崎委員やら、それから委員長とも相談しておるんですが、これは埼玉県側からも、それから競艇側からも、文部省側からも、あるいはオリンピックの組織委員会のほうからも、漕艇協会のほうからも、いろいろ参考の方を呼んで尋ねようと思うのです。肝心かなめの、中でこの折衝をやっておるのは体育局なんですね。まあ大臣もそう言われているんですが、体育局というのは、大臣から見られても、何と言われるか、もうひとつしゃんとしてくれればいいと思われるような役所だと思うのです。私もそう思うのです。いまも川崎委員が指摘された選手村の例の鉄筋の利用でもそうです。大蔵省からちょっと横やりを入れられるとふにゃふにゃと腰が砕けるようなありさまです。先ほどお話が出ておりました今日のスポーツというものは、文部省所管の学校教育としてのスポーツから国民全体に及ぶスポーツになっているのですね。そのことはしかし体育振興法をつくったときからわかっていると思うのです。局長がいるから言いにくいのですけれども、体育というのは文部省の所管なんだ、この役人の、文部省所管だという、この根性というのですか、そういうものは、先ほども大臣は厚生省にも非常に関係があると言われたが、私は厚生省だけでなく、労働省にもこれは関係があると思うのです。これは通産省にも関係があると思う。いろいろのところに関係があると思う。これは国民全体のものなんですね。文部省一省だけで国民の体育というものは済ませられない。それに対して、文部省の体育局としては、積極的にこの体育を国民全体のものにするにはどういうふうにするかという経綸を示したことがない。全く役人というものはどういうのですか、そういう意味では理屈はなかなかこねますが、経綸というものはなかなか示さない。戸田の問題にしても文部省の体育局にまかせておけば、私は抜本的なすぱっとした解決はようしないと思うのです。私はこういう意味において、この問題はひとり文部省の体育局にまかすというのではなしに、むしろいま直接には国務大臣あるいは御所管ではないかもしれませんけれども、非常に関連も深いことですから、ある意味において六カ月程度延ばしていただいて、悔いのないような解決策を政府としてもお立て願いたい。きょうはそういう意味で大臣にこれ以上この問題でお尋ねをしたり、私の意見を言うということはまだ少し早計だと思う。またこの委員会としても各界の意見を聞いていきたいと思っておりますので、どうぞいまおっしゃったような意味でひとつ悔いのないように——率直に結論から言わしていただくならば、いろいろ条件がありましょう。ありましょうが、ひとつ戸田からは競艇は円満にお引き願って、あそこではアマチュアスポーツの、特に今日非常に伝統を守っているボートに対しては、これが学生ボートであろうが、社会人ボートであろうが、そういうことの一つのメッカにしていただくような方途をとっていただきたい。結論を先に言うとはなはだ悪いのですけれども、そういう意味で御質問を申し上げているのですから、そういうふうにひとつ解決の方向で御折衝願いたい。これだけにとどめておきます。

発言情報

speech_id: 104804607X01119650323_022

発言者: 柳田秀一

speaker_id: 23074

日付: 1965-03-23

院: 衆議院

会議名: 体育振興に関する特別委員会