石橋政嗣の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)
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○石橋小委員 私先日も申し上げたように、いわばこれは一種の災いです。この災いを転じて福となすように努力しなければならぬ。そのためには、シビリアンコントロールというものが一体確立しておるのか、十分に確立されておらないとするならば今後どうしていくべきか、ここに焦点を置いて議論を進めてみたいと思っているのです。これは、わが党の立場から言うと非常に誤解をされる向きもあります。しかし、とにかく憲法違反の自衛隊として認めておらないのですけれども、現実に二十万をこえる実力部隊がここに現存しておる。現存しておる限りにおいては、やはりこれをコントロールすることについて国会議員としての一半の責任を持っておると思うのです。だから、その辺を割り切って、ぜひこの小委員会で実を結ばせたい、私は、そういうふうな気持ちを持っております。そのためには、大臣のおっしゃるような、シビリアンコントロールは確立しているのだ確立しているのだというので反省がないですよ。その中から何の進歩が出てまいりますか。だから、ここに欠けるところがあるのではないか、ここに欠陥があるのではないか、ここが不十分だったのではないかということを一つ一つここで洗いざらい明らかにしつつ、それを克服するためにはどうしていくべきか、こういうことを与党の諸君も真剣に考えてもらいたいと実は思っておるのです。そういう考えがないならば、小委員会をここに持った意義は私はないと思う。そこで、これからの長い時間、私は少なくともそういう立場から一つ一つ掘り下げてみたいと思っておるのです。いま一番シビリアンコントロールの最先端の役割りをになわされておる内局の諸君の問題についてお伺いしておるのですよ。ここから始まって、長官なり、あるいは閣議や国防会議なり、国会なり、こういうものがどうあらねばならぬかというところに議論を進めていきたいと思っておるのです。そういう意味でひとつお答えを願いたいと思うのです。
あなたがおっしゃっておることは矛盾をしています。いまでも十分に内局はチェックできるんだ、コントロールしておるんだとおっしゃることと、これから改めていかなければならぬということとは矛盾を来たしております。私は、コントロールする力を持っておらないのではないかという疑問があるのです。そうすると、理由は何だろう。先ほど言ったように、内局の人たちがユニホームの幕僚と堂々と肩を並べて議論するだけの識見、能力を持たないのではなかろうか、こういう疑問が一つ出てまいります。もしそうであるならば、これを克服するためにはどうしなければならぬかという問題が出てくるのですよ。それから、もう一つは、内局からこういう研究をやっておるところに常時出ていっていろいろ発言でもするということをユニホームの諸君が徹底的にきらう、そういうユニホームと文官との間の何かどす黒い対立というようなものがすでに芽ばえておるのではなかろうかという疑問が出てまいります。もしそれが事実だとするならば、それをどうして克服するか、こう発展させなければならぬ。私は、思いついたところを二つ述べたのです。これはあるのかないのか、ないとするならばほかにどういう要因があるのか、ここから始まらなければいけないのじゃないですか。私がいまお聞きをしております部分についてはどうなんですか、ないのですか。