海原治の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○海原政府委員 私の先ほどの説明が不十分でありましたので、補足させていただきますが、先生は、武力攻撃を受けてから立ち上がる場合とあらかじめ準備する場合と実態には違いないじゃないかということを先ほどおっしゃったように思うわけでありますが、実は自衛隊にとりましては違うわけでございます。と申しますことは、隊員の状況にいたしましても、あるいは弾薬の状況等にいたしましても、たとえばあした敵から攻撃されるということを考えます場合には、隊員の配置変更の問題、あるいは弾薬の分配状況、みな違うわけでございます。いま現在の状況におきましては、あした日本がどこからか襲撃されるということを考えておりません場合には、学校に隊員を入れておりますし、飛行機の稼働状況等につきましても、いわば平時の状態において準備をしておるわけです。ところがいよいよあしたどこからかやられるということになりますと、まず自衛隊といたしましては、たまの手当てをしなければならぬ。たまを運ぶための飛行機であるとか、砲であるとか、そういうものも準備しなければなりません。したがいまして、いきなり全然予告なしに、何らの前兆なしに、前ぶれなしに襲撃を受けた場合の自衛隊の行動というものと、ある程度の余裕期間のありました場合の自衛隊の行動というものは、そこに非常に違ってくるわけでございます。したがいまして、先ほど申しましたように、私どもは両方の場合に備えていろいろ勉強しなければならない、これは事実でございます。先生のおっしゃいますような、いきなり武力行動が始まった場合についても、私どもは勉強をし、準備をしなければならないわけでございますが、たまたま三矢研究におきましては、先ほど申しましたようなことで想定が進められた、こういうことでございますので、ひとつ内容的に非常に差異があるという点をぜひ御認識いただきまして私の考えをお聞きいただきたい、このように思います。

発言情報

speech_id: 104805277X01019650507_023

発言者: 海原治

speaker_id: 4884

日付: 1965-05-07

院: 衆議院

会議名: 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会