海原治の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)

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○海原政府委員 先ほど私から、日米安保条約という体制を前提にしない、いわゆる日本独力だけでの防衛体制についての研究はいたしておりませんと申し上げましたのは、事務当局の考えを申し上げた次第でございます。先生御存じのように、昭和三十二年五月二十日に国防の基本方針というものがきめられております。この国防の基本方針の第四号には「外部からの侵略に対しては、将来、国際連合が有効にこれを阻止する機能を果し得るに至るまでは、米国との安全保障体制を基調としてこれに対処する。」これが明瞭に日本の国防方針としてきめられておるわけであります。したがいまして、私どもはこの方針に従って事務を行なっている次第でございます。
 さらに安保条約が一応の期限が来る、そのあとはどうするかということにつきましては、私の記憶が正しければ、総理大臣からも、引き続きアメリカとの間の安全保障体制を継続していきたいという旨の御発言もございます。と申しますことは、私ども事務当局としましては、当然にアメリカとの安全保障体制を前提にものを考えていくべきであるというお示しがあるわけでございまして、これと異なる上からの指示がございません。したがいまして、そういう指示がない限りは、私どもとしてそういう研究はすべきでない、こういう考え方で研究いたしておりません。国防会議のほうでそのような研究をすべきであるという御決定がありました場合には、私どもも当然にそういう研究を行なうことになるかと考えますが、従来のところはそういう状況でございますので、私どもとしては研究いたしておらないということをお答えしたいと思います。

発言情報

speech_id: 104805277X01019650507_043

発言者: 海原治

speaker_id: 4884

日付: 1965-05-07

院: 衆議院

会議名: 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会