上田稔の発言 (建設委員会)
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○政府委員(上田稔君) お手元に、昭利四十年度治水関係予算、建設省河川局というプリントがございます。
昭和四十年度の総予算は千三百九十八億九千五百万円でございまして、その内訳といたしまして、治水事業は九百二十三億三千八百万円、海岸事業は三十九億一千五百万円、災害復旧関係は四百三十六億四千二百万円でございます。その事業費は、総額におきまして千九百七十一億五千四百万円で、治水事業は千三百三十百億一千百百万円、海岸事業は六十二億四千百万円、災害復旧関係は五百七十一億九千六百万円でございます。その内訳につきましては、四ページ、五ページに書いてございます。
それで、その伸び率で申し上げますと、河川事業は、国費で二一%の増、ダムは一四%の増、砂防は一八%の増、建設機械は二%、合計で治水関係としては一九%の増でございます。
海岸事業は二二%の増、で内訳といたしまして、チリ地震が入っておりますが、チリ地震はあともう一年で、四十一年度で完成する二カ年の計画を立てております。
災害復旧関係は、河川だけでいきますと伸び率は二%、このほか都市計画であるとか、河川以外のものを入れますと四%の増となっております。その内訳といたしまして、災害復旧は二%の増、災害関連は二%の減、鉱害復旧は四二%の増、こういうことになっております。
この治水関係の予算は、この四十年度を初年度といたします新治水五カ年計画の第一年度といたしまして計画をいたしましたものでございます。この新治水五カ年計画は、先ほど官房長から説明をいたしましたとおりでございますが、総投資額は一兆一千億円でございまして、そのうち治水事業が八千五百億円、災害開運・地方単独事業が一千五百億円、予備費が一千億円でございます。このうち治水事業の八千五百億円の平均伸び率は一二%ということになっております。
この事業の重点といたしましては、次に申し上げるようなことに重点を置きました。重要水系の河川改修、多目的ダムの建設及び砂防というのを第一に置いております。第二には、重要地域における水資源の開発、第三番目は、局地的豪雨に対処するための中小の河川の改修、砂防ダムの建設及び地すべり対策、第四番目には、都市及びその周辺における河川の整備、第五番目には、重要地域における高潮対策、第六番目には、低地地域における内水対策というものを重点に五カ年計画を立てております。
以下、治水事業、河川につきましても——河川、ダム、砂防、海岸、これはいずれも官房長から申し上げましたとおりでございます。
それから、災害復旧に関しましては、一四ページ、一五ベージに書いてございますが、特に補助災害につきましては、緊要事業は三カ年、全体としては四ヵ年ということでございますけれども、昭利三十八年災、これにつきましては八七%まで進捗をさせたい、こういうふうに考えております。それから三十九年災については、六九・五%まで進捗をさせたい。実質的に進捗をさせて、災害事業というものが、地元の方々に悪影響のないように改修をいたしていきたい、こういう方針でございます。
以上でございます。