岡田宗司の発言 (日韓条約等特別委員会)

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○岡田宗司君 まあ圧力の問題については、かけたほうがかけたと言っているのだからあった、かからなかったのだ、圧力は感じなかったと言うならば、それはそれといたしまして、先に話を進めてまいります。
 次に私どもはこの条約の結ばれた過程において、はたしてこの条約は対等の立場でもって話し合いが行なわれてきたかどうか、こういうことを疑わざるを得ないのであります。李承晩時代には、李承晩大統領は日本に対して臨む態度は戦勝国の態度で臨む、戦勝国対戦敗国の関係のような態度で臨む、こういう方針でおったようであります。これはもう明らかに対等の立場でありません。韓国との間に戦争をして、日本は韓国に負けたということではないわけであります。したがって、当然対等の立場でいかなければならぬ。それがどうも対等の立場でなかったように思う。それが尾を引きまして、ずっと後までの交渉過程も、何か対等とは言えないのじゃないかと思うのでありまして、たとえば代表部の問題がございます。占領時代に韓国は占領軍司令部に対して代表部を派遣しております。講和条約の効力が発生するようになりまして日本が独立国になった。日本はそのまま韓国代表部を、日本における代表部として認め、そして同時に韓国は大公使を任命し、外交官を日本へ派遣しているわけです。そして日本側はこれを外交官として待遇している。この際に日本側は向こうと覚え書きを取りかわして、韓国にも日本の代表部を置くという約束をしてある。ところがその後いつかな代表部を置かれておらない。ようやく今回の条約の批准が行なわれて、初めて代表部の設置が認められた。こういうことは対等の立場における会談の進め方ではなかったんじゃないか、李承晩時代の戦勝国が戦敗国に対する態度、それがそのまま続いたんではないかと思われるのですが、その点はどうお考えになりますか。まずその点についての事実関係を、アジア局長なり条約局長から明らかにしていただいて、そのあとで外務大臣の御答弁を願いたい。

発言情報

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発言者: 岡田宗司

speaker_id: 14741

日付: 1965-11-27

院: 参議院

会議名: 日韓条約等特別委員会