中村梅吉の発言 (本会議)

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○国務大臣(中村梅吉君) 私に関したことについてお答えいたします。
 私がいわゆる三項目を提唱いたしましたのは、教育の中立性確保と教育の正常化の必要性というものを痛感しておる立場からでございまして、ほかに他意はございません。そこで、問題は、この三項目が一体その会見の条件か、強い要望かということが議論になりました。この点は、すでに第三回定期会談で強い要望ということに確認されておりますから、今日は問題ございませんが、なぜそういう論議を生んだかと申しますと、これは八月二十六日の日教組と私との会談の席上で、私は教育の中立性あるいは正常化ということは非常に大事なことで、根本的なことである、したがって、この問題について、私の提唱しております三項目が、いわゆる、われわれのほうの立場から見た不信感除去の、これは基本条件であるということを強調いたしました。それが会見の条件のごとくに伝わって誤解を生んだのでございますが、私は八月二十六日の会見の席上においても、その後においても、この三項目が会見の条件である、これが解決しなければ会見はしないのだという表現をしたことは一度もございません。ただ、そこで、九月になりまして、日教組の槇枝書記長から事務当局に対して、私との会見の申し入れがございました。このときに私は会見を断わった、これがまあ前のことと結びついて、強い要望ではなくて会見の条件であるというように伝わったわけでありますが、これは、八月二十六日に私は会見をしまして、こちらの言いたいことも、歯にきぬを着せないで十分申しましたし、また、日教組側の言い分も、その際に十分に聞いてありますので、まだ間近いころでありますし、もう一つ問題は、ちょうどその前後に日教組では戦術会議を開いておった時期でございますから、時期的にうまくないという感触で、いまの会談はうまくないということでお断わりを申し上げたので、これが片づかなければ永久に会わないという趣旨じゃなくて、私は相互に努力をして不信感を除去し、日本の教育を正常化し、また法律の命ずるところに従って政治的中立の確保というものが完成できまするように、今後とも努力を続けてまいりたいと思っておる次第でございます。(拍手)
   〔国務大臣藤山愛一郎君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 105015254X00619651018_013

発言者: 中村梅吉

speaker_id: 24182

日付: 1965-10-18

院: 参議院

会議名: 本会議