椎名悦三郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(椎名悦三郎君) 海外財産の問題につきましては、ただいま予算を盛って、これを白紙の態度をもってこの問題を調査するということになっております。
 それから拿捕漁船の問題につきましては、国内的な処理として、できるだけこの問題については手厚い解決をいたすべく、ただいませっかく関係各省において取り進めておる次第であります。
 それから、在日韓国人の法的地位につきましては、譲り過ぎたというような意見もありますけれども、もともと、その意に反して、今回の戦争の結果、日本の国籍を喪失した、特殊の事情にある人について考えられたものでございまして、その特殊事情を考えるならば、決して厚きに過ぎるものではいと、かように考えます。子々孫々という永住権の問題については、要求がございましたら、ある程度でこれを切りまして、そして、それ以上は発効後二十五年の間に両国において協議をするということは、要するに、発効後、友好的な雰囲気のもとになごやかにこの問題を解決していくというところをねらったものでございます。それから、法的地位の問題は、正価から言うと韓国人に対してとられております。しかし、韓国人にあらざる北鮮系の人々に対しても、従来、正当に処理された状態に対して、決してこれをこの条約の発効によって、これに変更を加えて困らすというような考えは毛頭ございません。
 以上申し上げまして、補足説明といたします。(拍手)
   〔国務大臣福田赳夫君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 105015254X00619651018_025

発言者: 椎名悦三郎

speaker_id: 20886

日付: 1965-10-18

院: 参議院

会議名: 本会議