西田剛の発言 (体育振興に関する特別委員会)

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○西田政府委員 ただいまお話のありましたところですが、日本の国内で冬季オリンピックを招致するという場合に、冬季の競技が盛んな県は相当ありますけれども、いろいろと関係者が検討いたしました結果、札幌ということに落ちついておるのでございまして、札幌は確かに、ただいまお話もありましたように、自然的、距離的な条件等が非常に整ったいい場所でございます。そういう点も、今回札幌がカルガリその他各国の候補地を破って当選した理由の一つであろうかと思います。そういう意味で、いまの札幌を中心とした施設につきましては、一応関係者のほうで素案を用意しておるのでございますが、何と申しましても冬季の競技施設につきましては、特に国際級の施設がどの程度のものが必要であり、どういうことになるかというような点につきましては、日本における研究はまだ十分でないような面も多分にございます。それで、そういうふうな点につきまして十分今後研究をしていく必要があるのではないかというふうに思っておる次第であります。当面いたしております競技施設の設置につきましても、この大会に必要な規模、内容というものが、一応検討の結果出てくるだろうと思います。その場合に、それを恒久的な施設として残す必要があるかどうか、オリンピック大会としては最小限必要なものであるにいたしましても、それが大会の後にどの程度活用し得るかというような、その後の利用状況をも勘案して、どの範囲のものを恒久的な施設として設置し、仮設的なものとしてオリンピック大会の際に整備する範囲のものがどの程度のものなのか、こういうふうな面も検討しなければなりませんし、また、管理運営の面で採算上どういう関係になるか、そういうふうな点も十分考えなければなりませんし、今後の管理状況等につきましても検討してまいらなければならない。さような点をいろいろと検討いたしまして、それぞれの施設のうち、はたして国が持つのがよろしいか、国が持つといたしましても、特殊法人として管理させるのがいいか、あるいは利用その他のことを考えまして、地元がこの施設の所有の主体、設置の主体となりまして、国が援助するという形でいくほうがいいか、そのような点いろいろと問題点がございますので、関係者と十分に相談をして、今後できるだけ早目にさような点を分析し、決定してまいりたい、かように考えております。

発言情報

speech_id: 105104607X01119660511_028

発言者: 西田剛

speaker_id: 12009

日付: 1966-05-11

院: 衆議院

会議名: 体育振興に関する特別委員会