田中榮一の発言 (体育振興に関する特別委員会)
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○田中(榮)委員 三十八年が四十五万九千名、約四十六万名です。それから、三十九年が四十八万、四十年が五十一万四千三百。そういたしますと、四十一年におきましては少なくとも五十三万以上に達するのではないかと私は思っております。これは公立、私立の男女を合わせた高等学校の生徒数でございまするが、このように年々二、三万ずつ高等学校の生徒がふえてまいります。ふえてまいりますと同時に、このまじめないわゆる定時制高等学校の生徒が、やはり体育というものに相当意を用いまして、夜間の高等学校でありまするが、相当体育にいそしみまして、最近におきましては全国的な野球大会、あるいはまた本年度におきましては新たに陸上競技あるいは自転車競技というようなものも全国的に開催をいたしたいというように、いわゆる高体連、高等学校体育連盟の援助のもとに、全国的な陸上競技を行ないたい、これは新しく計画されたものでございます。また、昼間勤務しておりまする関係上、自転車等も実用的に使っておりまするので、自転車競技ということも、いわゆる自転車競技連盟等の援助を得て、本年度から新しく行なうということでございまするが、私は、こうした体育連盟の大会におきましても、全日制の生徒と定時制の生徒との間におきまして、どうしても体位の格差というものが若干あるのではないかと思います。全日制の生徒と異なりまして、いわゆる定時制の生徒は、いろいろ家庭の事情からいたしまして、入学の時期あるいは就学の時期と申しますか、そういうことも年次が一年くらいずれたりなにかいたします。どうしても全日制の高等学校の生徒と同じ年齢で進学するということが非常に困難な場合がありまして、一年あるいは二年とずれるわけであります。現在の法規上からしましたならば、年齢がおくれても定時制の高等学校の入学は差しつかえないというたてまえになっておりますので、どうしても年齢が少し高まるわけであります。そうした場合におきまして、いわゆる全日制の高等学校の生徒との試合に参加する場合におきまして、定時制生徒の年齢が高いために年齢制限ということによって競技への参加が拒否される、年齢の制限によって競技に参加できないというような場合が往々にしてあるわけでありますが、勤労青年でありますので、年齢が多少高くなるということは、家庭の事情なり諸種の事情からやむを得ないと思うのであります。そうした場合に、いわゆる高体連のほうにおいてこうした年齢の制限について若干の考慮はできぬのであるかどうか。これは文部省そのものの主催あるいは文部省自体の行なっておる競技ではないのでありますから、文部省がどうのこうのという命令はできないのでありまするが、文部当局として、こうしたことに対していかなる御感想をお持ちであるか、また、将来こうしたことについて多少緩和させたいという御意思があるのであるか、その辺について承りたいと思います。