体育振興に関する特別委員会
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会
会議録情報#0
昭和四十一年六月二十二日(水曜日)
午後一時四十八分開議
出席委員
委員長 福永 一臣君
理事 大石 武一君 理事 田中 榮一君
理事 高橋 重信君 理事 前田榮之助君
伊能繁次郎君 上村千一郎君
小川 半次君 海部 俊樹君
佐藤洋之助君 橋本龍太郎君
八木 徹雄君 佐藤觀次郎君
栗山 礼行君
出席政府委員
文部事務官
(体育局長) 西田 剛君
委員外の出席者
厚生事務官
(国立公園局管
理課長) 岸野 駿太君
労働事務官
(労政局福祉共
済課長) 長谷川 操君
建設事務官
(河川局河川総
務課長) 粟屋 敏信君
—————————————
六月二十二日
委員小平忠君辞任につき、その補欠として栗山
礼行君が議長の指名で委員に選任された。
—————————————
本日の会議に付した案件
閉会中審査に関する件
体育振興に関する件(国民の健康、体力つくり
に関する問題)
河川敷地の開放に関する件
————◇—————
この発言だけを見る →午後一時四十八分開議
出席委員
委員長 福永 一臣君
理事 大石 武一君 理事 田中 榮一君
理事 高橋 重信君 理事 前田榮之助君
伊能繁次郎君 上村千一郎君
小川 半次君 海部 俊樹君
佐藤洋之助君 橋本龍太郎君
八木 徹雄君 佐藤觀次郎君
栗山 礼行君
出席政府委員
文部事務官
(体育局長) 西田 剛君
委員外の出席者
厚生事務官
(国立公園局管
理課長) 岸野 駿太君
労働事務官
(労政局福祉共
済課長) 長谷川 操君
建設事務官
(河川局河川総
務課長) 粟屋 敏信君
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六月二十二日
委員小平忠君辞任につき、その補欠として栗山
礼行君が議長の指名で委員に選任された。
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本日の会議に付した案件
閉会中審査に関する件
体育振興に関する件(国民の健康、体力つくり
に関する問題)
河川敷地の開放に関する件
————◇—————
福
福永一臣#1
○福永委員長 これより会議を開きます。
体育振興に関する件について調査を行ないます。
国民の健康、体力つくりに関する問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。田中榮一君。
この発言だけを見る →体育振興に関する件について調査を行ないます。
国民の健康、体力つくりに関する問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。田中榮一君。
田
田中榮一#2
○田中(榮)委員 私は、国民の体位の向上につきまして、国民のごく一部でございますが、いわゆる勤労青少年の体位の向上につきまして一言質問をしてみたいと思うのであります。
最近、主として恵まれざる家庭の子弟が多いと思うのでありますが、その恵まれざる家庭の子弟が、昼間におきましていわゆる勤労青少年として職場において働き、そして夜間に学校に通う、いわゆる夜学校に通って勉学をいたし、そのかたわら、やはり青少年の元気な気持ち、体力をはくために相当スポーツにいそしんでおりますいわゆる定時制の高等学校の生徒が非常に多くなってまいりました。このことは勤労青少年の体位の向上のためにもまことに奨励すべきことであるのでありますが、ただ、気の毒なことには、これらの勤労青少年は、勤務ということと勉学ということとスポーツ、この三つのものをやるのでありますので、全日制の高等学校の青少年との関係から比較いたしますと、非常に制約をせられまして、スポーツに対しても、これを訓練をする時間、あるいはその大会に参加する機会、あるいはまた大会に参加する年齢等におきましてもきわめて制限を受けまして、非常に気の毒な状況であるのであります。私自身も、少年のころに、昼間つとめて、夜間学校に行って、そして夜学校で柔道を訓練しておったのであります。六時から三時間勉学しまして、九時に終わり、九時から十時まで、学校の了解を得まして学校の体育場を使って一時間柔道の練習をしておったのであります。夜の九時から十時までの一時間の柔道の練習というものは、一日遊んでおった少年ならばそうでもないのでありますが、一日勤労をして、三時間勉学をし、そして一時間柔道をするということは相当からだにこたえたわけでありますが、しかし、夜間学校の生徒は非常にまじめで、やはり一時間の柔道をみっちりやりまして、その学校の昼間の生徒と練習試合をやっても絶対に一歩もひけをとらなかったということもあったのであります。そういうことで、私は、年々これから定時制の高等学校の生徒もふえていくと思うのでありますが、念のために、三十八年、三十九年、四十年の全国の定時制の高等学校の生徒数というものは何名くらいおりまするか、大体の数でけっこうでございまするが、体育とは関係ないかもしれませんが、ちょっとお知らせ願いたいと思うのであります。
この発言だけを見る →最近、主として恵まれざる家庭の子弟が多いと思うのでありますが、その恵まれざる家庭の子弟が、昼間におきましていわゆる勤労青少年として職場において働き、そして夜間に学校に通う、いわゆる夜学校に通って勉学をいたし、そのかたわら、やはり青少年の元気な気持ち、体力をはくために相当スポーツにいそしんでおりますいわゆる定時制の高等学校の生徒が非常に多くなってまいりました。このことは勤労青少年の体位の向上のためにもまことに奨励すべきことであるのでありますが、ただ、気の毒なことには、これらの勤労青少年は、勤務ということと勉学ということとスポーツ、この三つのものをやるのでありますので、全日制の高等学校の青少年との関係から比較いたしますと、非常に制約をせられまして、スポーツに対しても、これを訓練をする時間、あるいはその大会に参加する機会、あるいはまた大会に参加する年齢等におきましてもきわめて制限を受けまして、非常に気の毒な状況であるのであります。私自身も、少年のころに、昼間つとめて、夜間学校に行って、そして夜学校で柔道を訓練しておったのであります。六時から三時間勉学しまして、九時に終わり、九時から十時まで、学校の了解を得まして学校の体育場を使って一時間柔道の練習をしておったのであります。夜の九時から十時までの一時間の柔道の練習というものは、一日遊んでおった少年ならばそうでもないのでありますが、一日勤労をして、三時間勉学をし、そして一時間柔道をするということは相当からだにこたえたわけでありますが、しかし、夜間学校の生徒は非常にまじめで、やはり一時間の柔道をみっちりやりまして、その学校の昼間の生徒と練習試合をやっても絶対に一歩もひけをとらなかったということもあったのであります。そういうことで、私は、年々これから定時制の高等学校の生徒もふえていくと思うのでありますが、念のために、三十八年、三十九年、四十年の全国の定時制の高等学校の生徒数というものは何名くらいおりまするか、大体の数でけっこうでございまするが、体育とは関係ないかもしれませんが、ちょっとお知らせ願いたいと思うのであります。
西
西田剛#3
○西田政府委員 定時制の生徒の年次数字でございますが、三十八年が、国、公、私立を合わせまして四十五万九千九百四十七名、それから、三十九年が四十八万二千百五十七名、四十年が五十一万四千三百二名、こういうふうな数字でございます。漸増しておるような事情でございます。
この発言だけを見る →田
田中榮一#4
○田中(榮)委員 三十八年が四十五万九千名、約四十六万名です。それから、三十九年が四十八万、四十年が五十一万四千三百。そういたしますと、四十一年におきましては少なくとも五十三万以上に達するのではないかと私は思っております。これは公立、私立の男女を合わせた高等学校の生徒数でございまするが、このように年々二、三万ずつ高等学校の生徒がふえてまいります。ふえてまいりますと同時に、このまじめないわゆる定時制高等学校の生徒が、やはり体育というものに相当意を用いまして、夜間の高等学校でありまするが、相当体育にいそしみまして、最近におきましては全国的な野球大会、あるいはまた本年度におきましては新たに陸上競技あるいは自転車競技というようなものも全国的に開催をいたしたいというように、いわゆる高体連、高等学校体育連盟の援助のもとに、全国的な陸上競技を行ないたい、これは新しく計画されたものでございます。また、昼間勤務しておりまする関係上、自転車等も実用的に使っておりまするので、自転車競技ということも、いわゆる自転車競技連盟等の援助を得て、本年度から新しく行なうということでございまするが、私は、こうした体育連盟の大会におきましても、全日制の生徒と定時制の生徒との間におきまして、どうしても体位の格差というものが若干あるのではないかと思います。全日制の生徒と異なりまして、いわゆる定時制の生徒は、いろいろ家庭の事情からいたしまして、入学の時期あるいは就学の時期と申しますか、そういうことも年次が一年くらいずれたりなにかいたします。どうしても全日制の高等学校の生徒と同じ年齢で進学するということが非常に困難な場合がありまして、一年あるいは二年とずれるわけであります。現在の法規上からしましたならば、年齢がおくれても定時制の高等学校の入学は差しつかえないというたてまえになっておりますので、どうしても年齢が少し高まるわけであります。そうした場合におきまして、いわゆる全日制の高等学校の生徒との試合に参加する場合におきまして、定時制生徒の年齢が高いために年齢制限ということによって競技への参加が拒否される、年齢の制限によって競技に参加できないというような場合が往々にしてあるわけでありますが、勤労青年でありますので、年齢が多少高くなるということは、家庭の事情なり諸種の事情からやむを得ないと思うのであります。そうした場合に、いわゆる高体連のほうにおいてこうした年齢の制限について若干の考慮はできぬのであるかどうか。これは文部省そのものの主催あるいは文部省自体の行なっておる競技ではないのでありますから、文部省がどうのこうのという命令はできないのでありまするが、文部当局として、こうしたことに対していかなる御感想をお持ちであるか、また、将来こうしたことについて多少緩和させたいという御意思があるのであるか、その辺について承りたいと思います。
この発言だけを見る →西
西田剛#5
○西田政府委員 ただいま定時制の高校の生徒につきましていろいろと貴重な御意見をいただきましたが、現在の高等学校の生徒は全国で三百八十万ばかりになりますが、そのうち約一四%に当たります五十一万の生徒が定時制に学んでおるというような状況でございます。定時制の高校、特に夜間の生徒は、いわゆる働きながら学ぶという勤労青少年でありまして、さような面から特別に配慮してまいる必要があるのではないかというふうに考えております。
ただいまもお話がありましたように、私どもの調べによりますと、定時制の生徒の体位、体力は、総体的に見まして全日制のそれと比してやや劣っておるというような実情でございます。これをやや詳しく申し上げますと、たとえば、十七歳で見ますと、身長でも二センチばかり低い。体重も、男子の場合ですと一キロばかり少ない。女子の場合は、総じて、ほとんど差がないか、むしろ働く定時制の子供のほうがいいというような事情もございますが、男子で見ますと明らかにさような開きがございます。また、運動能力につきましても、たとえば走跳投、こういう面では全日制に比してやはりやや劣っておるという結果が出ております。ただ、背筋力とか握力というようなものにつきましては、むしろ勤労青年であります定時制の生徒のほうがやや有利であるというような特徴も見られるような状況でございます。
いずれにいたしましても、これらの生徒は、昼間は働き、そして夜間は学ぶという状況で、健康上十分留意をすべき状態でございますが、考え方によりますと、定時制の高校の生徒がさように昼働いて夜またスポーツをやるというようなことは過重ではないかというような意見もあるわけでございますけれども、私どもの調査によりますと、かえって定時制の生徒はスポーツに非常なあこがれを持っておる、そして、気分転換というような意味で、あるいは仲間つくりというような意味でスポーツへのあこがれが非常に強い、ある意味では、その生徒の欲求度というような点から見ますと、全日制の生徒以上に定時制の生徒のほうが強いというような事情も見られます。さような点から、私どもといたしましては、定時制高校の体育振興についてはできるだけ力を入れてまいりたいというふうに考えております。
ただ、ただいまお話のありましたように、全国大会的な催し、これについて年齢制限をしておるようであります。高等学校全体の体育振興のための自主的な団体、高等学校体育連盟というものがございますが、そこでは、一応定時制もその傘下に入れまして全日制と同様に取り扱っておるわけで、そこのルールによりますと、年齢制限は、私どもの承知している範囲では、普通の高等学校に一年を加えました十九歳までを一応の制限としてやっておるような事情も承知いたしております。スポーツの種目によりましては、特に個人種目あたりでは、年齢ということが競技の上で相当大きなウエートを占めますので、これらの点につきまして、はたして年齢を上げるのがいいのかどうかというような問題がございますが、私どもの調べでは、定時制の高校の生徒でも、特に十九歳以上の者はそう多くございません。ただ、東京の場合にはある程度の数になっておるようでございますし、特に二十一歳あるいは二歳あたりでスポーツに熱心な生徒も相当おるというような事情を聞いております。さような意味から申しますと、一応定時制の生徒である限りは同一に扱って、年齢制限というようなことは多少緩和してはというような意見もあり得るわけでございますが、高体連におきましては、さような点もいろいろと従来から検討し、かつ教育的な配慮も加えまして一応実施しておるような状況と承知いたしております。ただいま先生からのお話もございましたように、事柄自体は高体連が教育的な配慮のもとに自主的にきめていく性質のものであると存じますので、お話のように、文部省からかれこれと言う筋合いではありませんが、可能な限り——種目によりましては、たとえばチームゲームでは、一人か二人年齢のいった者がおっても大勢に影響はないけれども、柔道あたりですと、年齢が十九か二十一かでずいぶん違うということで、一律にはまいらないかもしれませんけれども、一応高等学校の生徒であるということで、種目によりましては、なるべくさような差別、制限を緩和いたしまして、多くの夜間定時制の生徒も参加できるような方向で検討していくのがいいのではないかというふうに考えております。
この発言だけを見る →ただいまもお話がありましたように、私どもの調べによりますと、定時制の生徒の体位、体力は、総体的に見まして全日制のそれと比してやや劣っておるというような実情でございます。これをやや詳しく申し上げますと、たとえば、十七歳で見ますと、身長でも二センチばかり低い。体重も、男子の場合ですと一キロばかり少ない。女子の場合は、総じて、ほとんど差がないか、むしろ働く定時制の子供のほうがいいというような事情もございますが、男子で見ますと明らかにさような開きがございます。また、運動能力につきましても、たとえば走跳投、こういう面では全日制に比してやはりやや劣っておるという結果が出ております。ただ、背筋力とか握力というようなものにつきましては、むしろ勤労青年であります定時制の生徒のほうがやや有利であるというような特徴も見られるような状況でございます。
いずれにいたしましても、これらの生徒は、昼間は働き、そして夜間は学ぶという状況で、健康上十分留意をすべき状態でございますが、考え方によりますと、定時制の高校の生徒がさように昼働いて夜またスポーツをやるというようなことは過重ではないかというような意見もあるわけでございますけれども、私どもの調査によりますと、かえって定時制の生徒はスポーツに非常なあこがれを持っておる、そして、気分転換というような意味で、あるいは仲間つくりというような意味でスポーツへのあこがれが非常に強い、ある意味では、その生徒の欲求度というような点から見ますと、全日制の生徒以上に定時制の生徒のほうが強いというような事情も見られます。さような点から、私どもといたしましては、定時制高校の体育振興についてはできるだけ力を入れてまいりたいというふうに考えております。
ただ、ただいまお話のありましたように、全国大会的な催し、これについて年齢制限をしておるようであります。高等学校全体の体育振興のための自主的な団体、高等学校体育連盟というものがございますが、そこでは、一応定時制もその傘下に入れまして全日制と同様に取り扱っておるわけで、そこのルールによりますと、年齢制限は、私どもの承知している範囲では、普通の高等学校に一年を加えました十九歳までを一応の制限としてやっておるような事情も承知いたしております。スポーツの種目によりましては、特に個人種目あたりでは、年齢ということが競技の上で相当大きなウエートを占めますので、これらの点につきまして、はたして年齢を上げるのがいいのかどうかというような問題がございますが、私どもの調べでは、定時制の高校の生徒でも、特に十九歳以上の者はそう多くございません。ただ、東京の場合にはある程度の数になっておるようでございますし、特に二十一歳あるいは二歳あたりでスポーツに熱心な生徒も相当おるというような事情を聞いております。さような意味から申しますと、一応定時制の生徒である限りは同一に扱って、年齢制限というようなことは多少緩和してはというような意見もあり得るわけでございますが、高体連におきましては、さような点もいろいろと従来から検討し、かつ教育的な配慮も加えまして一応実施しておるような状況と承知いたしております。ただいま先生からのお話もございましたように、事柄自体は高体連が教育的な配慮のもとに自主的にきめていく性質のものであると存じますので、お話のように、文部省からかれこれと言う筋合いではありませんが、可能な限り——種目によりましては、たとえばチームゲームでは、一人か二人年齢のいった者がおっても大勢に影響はないけれども、柔道あたりですと、年齢が十九か二十一かでずいぶん違うということで、一律にはまいらないかもしれませんけれども、一応高等学校の生徒であるということで、種目によりましては、なるべくさような差別、制限を緩和いたしまして、多くの夜間定時制の生徒も参加できるような方向で検討していくのがいいのではないかというふうに考えております。
田
田中榮一#6
○田中(榮)委員 よくわかったのでありますが、実は、高体連で年齢制限をしたというのは、私はよくわかりませんけれども、若干こういう事情があったのではないかと思うのであります。たとえば、野球の選手で非常に優秀な選手がその学校に一人か二人おった、その生徒がおるためにその学校の野球が優勝する力があるといった場合におきまして、その生徒の了解を得て進学を一年延ばすとか、あるいはまた卒業を一年延ばすとか、故意に、そうした年齢を上回ったような生徒に対してその学校の優勝のために意識的に操作をされたというような悪い例があったために、そうした年齢の制限をしたのではないかと思うのでありますが、私の考えでは、いわゆる定時制の学校においては、優勝とかなんとかいうことは全然考えておりませんし、その生徒が気の毒な家庭の事情によって入学がおくれたりあるいは進学がおくれたりする場合がございまして、その競技のために進学をおくらせる、卒業をおくらせるというような、学校当局の悪意的なあるいは故意の操作のためではないと思うのであります。したがって、私は、少なくとも定通制の生徒のスポーツ大会参加に関する年齢制限は、五年も六年もということはどうかと思うのでありますが、全日制の学校とはある程度違いますので、若干の年齢制限の緩和は必要じゃないか。これは、定通制の学校の全体の生徒のスポーツの意欲を増進し、また士気を鼓舞する上においても、そうした思いやりが必要ではないかと考えておるわけであります。そういう意味において、この点は自主的に高体連がやるわけでありますから、文部省がああせいこうせいという指揮命令はできぬと思うのでありますが、高体連が自主的にきめる場合においてはこういう点も考慮したらどうかという点を、参考に意見具申くらいはしていただければたいへんありがたいと思うのであります。
それから、先ほど申しましたごとくに、定通制、いわゆる定時制、通信教育の生徒の全国スポーツ大会は、例年野球をやっております。それから、本年から新たに陸上競技と自転車競技をこれに加えることになったのでありますが、やがて柔道も全国的にやりたいという希望があるわけであります。こうした場合に、やはり高体連の傘下に入ってどうしてもやらなくてはならぬということでありますが、将来競技種目が次第に独立してくるということになりますと、高体連とは別に、いわゆる定体連といいますか、そういう組織でやっていくべきではないか。現在東京都下におきましては東京都定体連、定時制体育連盟というものが独立してできております。全国的には定体連というものができておるかどうか私も存じませんが、今後高体連と定体連というものがある程度並行してやる。競技種目がどんどんふえてまいりますと、やはり定体連が——それは三百八十万対五十一万で人数は少ないけれども、五十一万という全国的な生徒の数をかかえておる定時制の学校の組織でありまして、これが六十万、七十万になるのでありますから、定時制高等学校体育連盟という全国的なものが当然組織され、これが自主的に指導権を取って体育の奨励に当たっていかなければならぬと考えておりますが、その辺文部省としてはいかにお考えでしょうか。御意見を伺いたいと思います。
この発言だけを見る →それから、先ほど申しましたごとくに、定通制、いわゆる定時制、通信教育の生徒の全国スポーツ大会は、例年野球をやっております。それから、本年から新たに陸上競技と自転車競技をこれに加えることになったのでありますが、やがて柔道も全国的にやりたいという希望があるわけであります。こうした場合に、やはり高体連の傘下に入ってどうしてもやらなくてはならぬということでありますが、将来競技種目が次第に独立してくるということになりますと、高体連とは別に、いわゆる定体連といいますか、そういう組織でやっていくべきではないか。現在東京都下におきましては東京都定体連、定時制体育連盟というものが独立してできております。全国的には定体連というものができておるかどうか私も存じませんが、今後高体連と定体連というものがある程度並行してやる。競技種目がどんどんふえてまいりますと、やはり定体連が——それは三百八十万対五十一万で人数は少ないけれども、五十一万という全国的な生徒の数をかかえておる定時制の学校の組織でありまして、これが六十万、七十万になるのでありますから、定時制高等学校体育連盟という全国的なものが当然組織され、これが自主的に指導権を取って体育の奨励に当たっていかなければならぬと考えておりますが、その辺文部省としてはいかにお考えでしょうか。御意見を伺いたいと思います。
西
西田剛#7
○西田政府委員 ただいまの定時制関係の体育の大会をやることと、それから全日制も含めました大会をやることとの関係でございますが、まず、定時制を中心とした体育連盟が、他の全日制の高校を対象にし定時制も含めましてやっておるものから離れて、別立てになっておるものが、たとえば東京の例につきまして先生からお話がありましたが、そのほかに四県ばかりございます。ただ、そうした場合、お話のように、たとえば野球とか陸上とか自転車とか、さらには柔道というようなことも計画があるようにお聞きいたしておりますが、そのような種目別にはすでに高体連の全日制のものとは別建てにやっておるというような経緯もあるので、組織も別建てにしてはどうかというような御意見でございますけれども、ただいまの現状では、定時制高校も全日制高校も同様に高体連の傘下に入って、差別なしにやっておるというような現状でございます。これを区別してやることがはたしていいかどうかというような点は、教育的にもいろいろ問題があるわけでございます。また、実際に、大会をやった場合に、はたして見ばえがし、刺激になり、あるいは生徒が非常に希望する形でうまくいくかどうか、これはなかなかむずかしいところでして、水準も全日制よりはやや劣りましょうし、そうしたところに、観客にもなしにやるということがはたしていいかどうかという問題もあろうかと思います。また、考え方によりましては、もともと定時制の生徒というものは多少無理がある。昼働いてきて夜は勉強もする。さらにこのスポーツに親しんで健康を維持増進していきたいという気持ちがある。この三本建てでいこうとするところに相当無理がある。そういう生活環境にある定時制の生徒を中心に全国的な競技というようなものを一般の全日制と同じように考えていくことが、はたして生徒のしあわせになるかどうか。これは種目や生活環境等々と結びつく関係もありまして、いま先生からお話のありました種目などは、やや定時制にもなじみやすい種目だと思います。自転車なんか特にそうだと思います。そういう点の配慮も考慮の上検討さるべき問題ではなかろうかというふうに思います。
いずれにいたしましても、定時制関係の生徒がスポーツに非常にあこがれておる、やりたがっておる。そうして、やる限りは、その記録とか、そういうこととは別に、できるだけ鼓舞激励していくような方法は奨励していきたいというような考えでおりますが、そのために、はたして別建てでいくほうがいいかどうか、傘下になって一緒にいくほうがいいのか、これは経費の関係もいろいろからまることでございますから、十分高体連においてそうした定時制の特殊性というものを考慮した上で心あたたかい検討をしていただくのが望ましいのじゃないかというふうに思います。
それから、補助につきましては、スポーツ関係では、野球のほかに陸上競技、自転車につきまして、自転車振興会のほうから補助が出る。陸上競技ですと二百万ばかり、それから自転車の関係ですと百七十万近い補助といいますか援助が出ているわけでございます。それらにつきましては、文部省も関連をして、できるだけ多くその方面にさいてもらいたいということで、ことしはさような現状になっておるわけでございます。
この発言だけを見る →いずれにいたしましても、定時制関係の生徒がスポーツに非常にあこがれておる、やりたがっておる。そうして、やる限りは、その記録とか、そういうこととは別に、できるだけ鼓舞激励していくような方法は奨励していきたいというような考えでおりますが、そのために、はたして別建てでいくほうがいいかどうか、傘下になって一緒にいくほうがいいのか、これは経費の関係もいろいろからまることでございますから、十分高体連においてそうした定時制の特殊性というものを考慮した上で心あたたかい検討をしていただくのが望ましいのじゃないかというふうに思います。
それから、補助につきましては、スポーツ関係では、野球のほかに陸上競技、自転車につきまして、自転車振興会のほうから補助が出る。陸上競技ですと二百万ばかり、それから自転車の関係ですと百七十万近い補助といいますか援助が出ているわけでございます。それらにつきましては、文部省も関連をして、できるだけ多くその方面にさいてもらいたいということで、ことしはさような現状になっておるわけでございます。
田
田中榮一#8
○田中(榮)委員 たまたま競技会の物質的な援助の問題、助成の問題になってまいりましたので、これに関連しまして一言お尋ねしたいと思うのでありますが、全日制の高等学校の全国大会と申しますか、たとえば野球の大会であるとか、バスケットであるとか、バレーであるとか、陸上競技であるとか、そうした全国的の大会が開かれたときに、国体なんかは別でありまするが、文部省当局として直接こうした大会に予算的な財政的な助成をされるようなことがあるのかどうか。
それからまた、もう一つは、後援という名義を貸すとか、援助、助成とか、そういった応援をするとか後援をするとか、そういうような場合があり得るかどうか、ちょっとお尋ねしてみたいと思うのです。
この発言だけを見る →それからまた、もう一つは、後援という名義を貸すとか、援助、助成とか、そういった応援をするとか後援をするとか、そういうような場合があり得るかどうか、ちょっとお尋ねしてみたいと思うのです。
西
西田剛#9
○西田政府委員 高体連のほうの全国の大会は三十種目ばかりにわたりまして実施されておりますが、これは最近の傾向では総合体育大会ということで全種目を大体数県に集中しまして実施していくというやり方でやっておるようでございますが、この高等学校の各種目を含めての総合体育大会に対する経費の補助として、国から一千二百万円の補助を出しております。そうして、その高等学校の総合体育大会に対しましては文部省といたしましても後援をいたしておるような実情でございます。
この発言だけを見る →田
田中榮一#10
○田中(榮)委員 高体連の総合体育大会には文部省として一千二百万円の助成をしていただいておるのでありまするが、将来定体連でこうした総合体育大会が開催されたときに、やはり文部省としても高体連と同様に財政的援助をしていただけるものであるかどうか、その辺の御意向を承っておきたいと思うのですが、その規模とか、そういうものはまた別としまして。
この発言だけを見る →西
西田剛#11
○西田政府委員 先ほど来申し上げましたように、一応現段階では、定時制高等学校の生徒の大会は全日制の生徒の大会の傘下に入りまして、平等の扱いで高等学校の体育大会が行なわれておる現状でございます。そうして、ややそれと別建てに組織がなっておる県が数県あるというような状況でございます。今後どういうふうな進み方をするかは自主的に高体連で検討していただくことになろうかと思いますが、先ほど来申し上げましたように、定時制の生徒の特殊事情、生活環境というようなものもございましょうから、はたして定時制の生徒に全国的な大会というものを望ましいこととして進めていくことがいいのかどうかというような点も、あわせて十分検討さるべきことではなかろうかと思います。ただ、現実の問題として、組織が別になって大会をやるというようなことにかりに自主的に話がまとまるというようなことでありますれば、その段階で十分検討をいたしたい、こういうふうに考えております。
この発言だけを見る →田
田中榮一#12
○田中(榮)委員 それでは、もう一言お伺いしますが、一千二百万円を高体連の総合体育大会のほうへ支出していただいておるのですが、現在の定時制の体育大会というものが高体連の傘下に行なわれ、それに参加しておる場合においては、その体育大会に対しては一千二百万円の助成費がこれに一応支出されておる、こう考えてよろしいわけですね。
この発言だけを見る →西
西田剛#13
○西田政府委員 さようにお考え願ってけっこうでございますが、実際問題としては、全国的な大会ですから、それまでに定時制の生徒で参加できるものが、決勝なり、チームゲームによりましては地域的なあれもありましょうし、あるいは、陸上で言えばその県を代表してといったようなことになりますから、その中に入ってくれば当然に使われるということになりまして、それぞれの定時制の学校に幾らやるというようなやり方でございません。したがいまして、高体連の総合大会のある種目によりましては、定時制の生徒でもなかなかいい成績でもとより参加してまいりますが、総じて言えば、定時制のほうから全国的の大会に参加する率は全日制に比して低い、こういうふうに考えられますけれども、全体としては一千二百万円は平等に流されておるというふうに考えていただいてけっこうであります。
この発言だけを見る →田
田中榮一#14
○田中(榮)委員 それでは次に移りたいと存じますが、こうした財政的な援助というものは、後援という名前をいただくこともたいへんけっこうですけれども、何と申しましても、スポーツ団体、学校スポーツというものは、どこに参りましても、われわれ聞いてみますと、とにかく金が足りなくて、訓練もできない、練習もさせられない、運動器具も十分買えないというのがざらでありまして、ことに夜間学校のごときは、とかく運動器具も十分でないし、また練習の期間もちぐはぐになってできないし、非常に不利な状態に置かれてあると思うのであります。そこで、いまお話しのように全日制の総合体育大会に千二百万円の金が出るわけでありますが、実は、体育特別委員会の有志議員、そのほか自民、社会、民社関係のスポーツに非常に関心を持っておる議員の方々が、過般来、競馬法を改正しまして、そうして競馬を年に二回くらいよけいに開催して、そうして、その利益金を、ある公益団体をつくって、あるいは民法にいうところの財団法人のようなものをつくって、それにその利益金を交付して、その財団法人が適当なるスポーツ団体あるいはスポーツ事業に対して、あるいはスポーツ施設に対して援助したらどうかという意見がまとまっておるのでありますが、私は、将来こうしたものができたときに、いまの定時制の高等学校の体育大会とかそうしたものに、文部省自体が直接助成金を交付できないような場合においては、いわゆる公益団体がこうしたものに助成金でも出すような道を講じたならば、いわゆる学校スポーツ、民間スポーツ振興のための一つのてこになるんじゃないかと思うのでございます。これは文部省にお伺いすることはどうかと思いますが、その点について文部当局としての御意向を一ぺん承っておきたいと思います。
この発言だけを見る →西
西田剛#15
○西田政府委員 学校スポーツ、あるいは社会スポーツも含めまして、これが振興をはかるために、それらの各種の事業あるいは施設につきまして、その財源をたとえば競馬の益金というような方法で考えるのはいかがかというような御趣旨の御質問かと思いますが、もとより、国といたしましても、学校の施設はもとよりのこと、社会の施設につきましても、国が直接に補助をしていく、そうして設置者である市町村に公的な施設をつくっていただくのは望ましいのですけれども、何と申しましても限度もありましょうし、特に大会等の事業系統の経費につきましては、国の補助として出す性質にはやや似つかわしくないものもあり得ましょうから、さような意味を広くカバーするという意味で、たとえば、ただいまお話のありました競馬法の改正による益金を目当てにいたしまして考えるというようなことは、非常に望ましい一つの体育振興の方法ではなかろうか、かように考えております。
この発言だけを見る →田
田中榮一#16
○田中(榮)委員 たとえば、この定時制の生徒の体育大会について、自転車競技大会なんかに自転車振興会から援助金をいただくことは、これは筋が通っていいと思うのですけれども、そのほかのスポーツにまで自転車振興会から援助を賜わるということは、どうもわれわれとしてはちょっと筋が通らないような感じがして、自転車振興会でも請求されるからしかたがないからお渡しするというようなかっこうじゃないかと思うのですが、こういう際に、私がいま申し上げたような一つの公益団体ができておるならば、そういうところからこういうスポーツ団体に対して、あるいは学校スポーツの奨励のために奨励金でも出してやったならばたいへんけっこうじゃないか、こういう意味で実は御質問したわけであります。
それから、次にもう一つ御質問したいのは、現在定時制の体育連盟で、東京都だけは定体連としてある程度体を整えて、ほかの県にも四県ほどあるそうでありますが、これはきわめて組織が小さいものじゃないかと思うのです。形を整えたものは、東京都の教育委員会が指導をしていまできております定時制体育連盟、いわゆる東京都定体連というものがある程度形をなしておると思うのですが、これは西田体育局長にお聞きするのはどうかと思って、きょうは実は体育協会の方に来ていただきたいと思ったのだけれども、委員会が議決をしていないから体育協会をお呼びすることはできないということで、しかたがないから西田体育局長にお伺いするのですけれども、いろいろの援助をしたりなんかする場合において、東京都体育連盟、いわゆる定時制体育連盟では、全国的な定体連の資格がないから、体育協会としてはそんなものは認めぬというか、いろいろ援助の対象にならぬという話なんでありますが、私は、東京都というこの大きな首都の定体連というものは、いま全国的のものができてないのですから、これに匹敵するような大きなものですから、やはり体育協会というものは、全国的であろうと何であろうと、東京都の定体連というものはやはり一つの独立したものとして認めてしかるべきじゃないか、こう思うのでありますが、いかがでありますか。
この発言だけを見る →それから、次にもう一つ御質問したいのは、現在定時制の体育連盟で、東京都だけは定体連としてある程度体を整えて、ほかの県にも四県ほどあるそうでありますが、これはきわめて組織が小さいものじゃないかと思うのです。形を整えたものは、東京都の教育委員会が指導をしていまできております定時制体育連盟、いわゆる東京都定体連というものがある程度形をなしておると思うのですが、これは西田体育局長にお聞きするのはどうかと思って、きょうは実は体育協会の方に来ていただきたいと思ったのだけれども、委員会が議決をしていないから体育協会をお呼びすることはできないということで、しかたがないから西田体育局長にお伺いするのですけれども、いろいろの援助をしたりなんかする場合において、東京都体育連盟、いわゆる定時制体育連盟では、全国的な定体連の資格がないから、体育協会としてはそんなものは認めぬというか、いろいろ援助の対象にならぬという話なんでありますが、私は、東京都というこの大きな首都の定体連というものは、いま全国的のものができてないのですから、これに匹敵するような大きなものですから、やはり体育協会というものは、全国的であろうと何であろうと、東京都の定体連というものはやはり一つの独立したものとして認めてしかるべきじゃないか、こう思うのでありますが、いかがでありますか。
西
西田剛#17
○西田政府委員 体育協会で高体連の全国大会あたりに国と同じように援助を多少いたしているようでございますが、その場合に、いわゆる東京都に限られた定時制の定体連といいますか、そういうものが中心になって事業をやる場合に、全国的な措置と同じように考えるのが筋じゃないかというような御質問かと思いますけれども、やはり、補助あるいは援助する立場になりますれば、一県単位の事業にまで手をおろしますと、これに関連したいろんな事業が出てくるわけでございまして、そこで、それらの関係から、いまの体協の運営費の実情から、そこまで手が伸びないというのが実情ではなかろうかというふうに考えます。
この発言だけを見る →田
田中榮一#18
○田中(榮)委員 わかりました。東京都一単位では全国単位と違うからだめだということだろうと思うのでありますが、しかし、それはそれとして、いわゆる定体連が将来大同団結して全国のものをつくる場合の一つの布石でありますから、私は、体育協会としてもそういう気持ちでこれを大いに指導し育成していく必要があろうかと存じております。
それから、次にお伺いしたいのは、お伺いというより、むしろこれは文部省から高体連の関係者の方々にもお伝え願いたいのですが、幸いにただいまは定時制の各スポーツ大会におきまして高体連の役員の各位が非常な熱意を持って御協力をいただいています。たとえば、野球にいたしましても審判員を供出したり、そのほか陸上競技にしましても審判員を喜んで出している。とても定時制の学校だけではまかない切れません。そういう場合におきましては、全部全日制の学校の体育の先生方が非常な熱意を持って協力をしていただいておりますので、幸いにただいまは定時制の学校の体育大会も何ら支障なく行なわれておりますことは、私は非常に喜ばしいことだと思っております。この機運、この気持ちを将来長く持続していただいて、今後ともこういう全日制の学校の先生方の一そうの協力をわれわれは期待しているわけでありますが、ぜひとも文部当局としても、そのことについてひとつ全日制の関係者の方々にもこの点の一そうの協力方を御勧奨願えれば幸いであります。
次にお伺いしたいのは、現在の定時制の学校の生徒の体位が、いまお話しのように、男子が満十七歳において全日制よりは二センチ背が低い、それから体重では一キロぐらい軽いのではないか、しかし握力等は相当強いんだというお話であります。優劣はあると思いまするが、私は、全日制の生徒よりは体位は比較的全体として劣っておるのではないかと思います。そこで、定時制の生徒の体力の向上増進をはかるためには、私は、どうしても完全な優秀なる給食の施設を講じてやることが、ある程度それを改善してやることに一番役立つのではないかと思っております。
そこで、現在どういうことになっておるかと申しますと、東京都内におきましても、四百名以上の生徒を有する学校について、調理室をつくる場合において、東京都は百六十万円の助成を出しておる。いわゆる地方公共団体の公費で百六十万円の助成を出しておる。なお足らざる分はPTAで負担をして、施設の改善をやっているということであります。しかし、残念ながら、食堂のある夜学校というものは十学校あるかないかじゃないかということでありまするが、私は、体位の向上は、どうしても食の改善、栄養食をとらせるということにあるのではないかと思うのでありまするが、そういう点につきまして、全国的に夜学校で現在給食をやっておるところは何校ぐらいあるか、ちょっと数字がわかりましたならばお知らせ願いたいと思うのであります。
この発言だけを見る →それから、次にお伺いしたいのは、お伺いというより、むしろこれは文部省から高体連の関係者の方々にもお伝え願いたいのですが、幸いにただいまは定時制の各スポーツ大会におきまして高体連の役員の各位が非常な熱意を持って御協力をいただいています。たとえば、野球にいたしましても審判員を供出したり、そのほか陸上競技にしましても審判員を喜んで出している。とても定時制の学校だけではまかない切れません。そういう場合におきましては、全部全日制の学校の体育の先生方が非常な熱意を持って協力をしていただいておりますので、幸いにただいまは定時制の学校の体育大会も何ら支障なく行なわれておりますことは、私は非常に喜ばしいことだと思っております。この機運、この気持ちを将来長く持続していただいて、今後ともこういう全日制の学校の先生方の一そうの協力をわれわれは期待しているわけでありますが、ぜひとも文部当局としても、そのことについてひとつ全日制の関係者の方々にもこの点の一そうの協力方を御勧奨願えれば幸いであります。
次にお伺いしたいのは、現在の定時制の学校の生徒の体位が、いまお話しのように、男子が満十七歳において全日制よりは二センチ背が低い、それから体重では一キロぐらい軽いのではないか、しかし握力等は相当強いんだというお話であります。優劣はあると思いまするが、私は、全日制の生徒よりは体位は比較的全体として劣っておるのではないかと思います。そこで、定時制の生徒の体力の向上増進をはかるためには、私は、どうしても完全な優秀なる給食の施設を講じてやることが、ある程度それを改善してやることに一番役立つのではないかと思っております。
そこで、現在どういうことになっておるかと申しますと、東京都内におきましても、四百名以上の生徒を有する学校について、調理室をつくる場合において、東京都は百六十万円の助成を出しておる。いわゆる地方公共団体の公費で百六十万円の助成を出しておる。なお足らざる分はPTAで負担をして、施設の改善をやっているということであります。しかし、残念ながら、食堂のある夜学校というものは十学校あるかないかじゃないかということでありまするが、私は、体位の向上は、どうしても食の改善、栄養食をとらせるということにあるのではないかと思うのでありまするが、そういう点につきまして、全国的に夜学校で現在給食をやっておるところは何校ぐらいあるか、ちょっと数字がわかりましたならばお知らせ願いたいと思うのであります。
西
西田剛#19
○西田政府委員 ただいまの御質問で、定時制で夜学で給食をやっているという、昼夜間の区別したものはございませんが、ほとんどの場合夜間定時制がおもでございますから、全体数で把握いたしますと、全校の千五百十校中千三百十校ということで、八六・七%が学校給食を実施しておる。そのうち、完全給食をやっておるのは二三・七%、それから、いわゆる小夜食といいますか、国の補助と地方公共団体の補助によって無償で給食されておるわけですが、これが六三%でございます。それが全国的な平均でございます。東京の場合は、これが全く逆でございまして、完全給食のほうが七三%近く、小夜食のほうが二七%、こういう現状でございます。
この発言だけを見る →田
田中榮一#20
○田中(榮)委員 私の数字はたいへん間違っておりまして、いまお聞きしたような数字であるとするならば、たいへんけっこうな状態であると私は思います。
そこで、現在の夜間学校に対する完全給食というものが二三・七%とお聞きしたのでありますが、やはり、給食施設をやるとするならば、ある程度完全給食のパーセンテージを少しでも高めていく必要があるのではないかと思っていますが、これは文部省としても完全給食を少しずつ高めるというような意欲を持っておられるのであるかどうか、その努力をされておるかどうか、その辺をひとつお伺いしておきたいと思います。
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西
西田剛#21
○西田政府委員 文部省としては、完全給食が望ましいと考え、東京都が各段の努力によりまして全国平均とは逆に完全給食のほうが非常に高率を占めておるという現状は、非常に望ましいことと考えておる次第でございます。
この発言だけを見る →田
田中榮一#22
○田中(榮)委員 この点はぜひ、夜間学校生徒の体力の向上のために、完全給食の率をできるだけ向上していくように希望してやまない次第であります。
次にお伺いしたいのは、夜間学校におけるスポーツの施設の問題でありますが、運動場並びに照明施設の問題であります。何と申しましても、柔道なんかは屋内の体育場を使用すればいいのでありますが、陸上競技とかその他のものになりますと、どうしても屋外の運動場を使用しなければならぬという関係で、どうしても照明が必要になります。現在、照明施設に対しましては、国が三分の一、地方庁が三分の二の補助を出しておるわけでありますが、国が補助を出しても地方庁がなかなか補助を出してくれないという場合もあり得るということを聞いておりますが、現在全国的に照明施設の普及状況はどういう状況になっておりますか、ちょっとお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →次にお伺いしたいのは、夜間学校におけるスポーツの施設の問題でありますが、運動場並びに照明施設の問題であります。何と申しましても、柔道なんかは屋内の体育場を使用すればいいのでありますが、陸上競技とかその他のものになりますと、どうしても屋外の運動場を使用しなければならぬという関係で、どうしても照明が必要になります。現在、照明施設に対しましては、国が三分の一、地方庁が三分の二の補助を出しておるわけでありますが、国が補助を出しても地方庁がなかなか補助を出してくれないという場合もあり得るということを聞いておりますが、現在全国的に照明施設の普及状況はどういう状況になっておりますか、ちょっとお伺いしたいと思います。
西
西田剛#23
○西田政府委員 夜間の定時制学校は、主として大規模の全日制の高等学校に併置されている場合が大部分でございます。したがいまして、体育館も、全国の高等学校における体育館の保有率平均約八〇%をこえている現状でございます。体育館の場合には大体夜間照明のあるのが普通でございます。そこで、文部省といたしましては、運動場のほうも何か照明をして子供たちが伸び伸びと球技その他ができるようにしてやりたいということで、数年来夜間の定時制高校における校庭に照明施設をつくるということで補助金を出すことにしております。すでに四、五年たちますけれども、昨年再検討をいたしました結果、生徒数が二百人以上の規模の学校は約六百六十ばかりございますが、そのうち校庭に夜間照明施設があるものは三九・一%というのが三十九年の実態でございます。それで、残りの約四百校につきまして五年計画でこれを整備しようということで、ことしは二年目になっております。ことしの予算としては、五千四十万円という経費で約八十四校の計画をいたしておるような次第でございます。
そして、ただいまお話のありましたように、かような場合、補助率が三分の一ということで、市町村ではちょっと持ちかねるのではないかという趣旨のお尋ねがございましたが、実情では、この八十四校の計画に対して申し出は多少多いくらいでございまして、いまのところ、三分の一の補助では無理なので設置が行なわれないという実情はございませんが、でき得るならば、かような特殊の夜間定時制ということでございますから、補助率も将来の問題としては検討していきたいと考えております。
この発言だけを見る →そして、ただいまお話のありましたように、かような場合、補助率が三分の一ということで、市町村ではちょっと持ちかねるのではないかという趣旨のお尋ねがございましたが、実情では、この八十四校の計画に対して申し出は多少多いくらいでございまして、いまのところ、三分の一の補助では無理なので設置が行なわれないという実情はございませんが、でき得るならば、かような特殊の夜間定時制ということでございますから、補助率も将来の問題としては検討していきたいと考えております。
田
田中榮一#24
○田中(榮)委員 夜間学校の生徒のスポーツを奨励するために一番問題なのは、この照明施設でございます。いまお聞きしますと、五カ年計画で、本年は五千万円の予算を獲得されて八十四校の設備を改善する予定になっておるそうでありまして、これは非常にけっこうなことと思います。ただ、私の聞いた範囲におきましては、国がせっかく三分の一の助成金を出すのですが、どうも地方庁としましては、経費多端のおりから、夜間の学校の生徒のための照明までは手が届かぬというようなことで、なかなか経費の支出にしぶるというような向きもないではないということを聞いておりますので、こういう点は、三分の一より二分の一のほうがいい。できれば全額やってやればいいのでしょうけれども、そういうことはできませんので、まず三分の一よりは二分の一くらいの援助をやって、その半額を地方庁が負担する、地元負担というのは二分の一というくらいにやっていただければ、たいへんいいのではないかと思います。
それから、PTAの関係ですが、定時制の学校のPTAの気持ちでありますが、私は、全日制の生徒のPTAの考え方と、それから定時制のPTAのものの考え方が、あるいは失礼な言い分であるかもしれぬが、少し違うのじゃないかと思うのです。と申しますのは、定時制の生徒というのは昼間勤務しています。これはもう社会生活に一歩踏み込んでおるわけですね。あるいは会社に雇われたり、あるいは工場で働いておったり、中小企業で働いておって、そして学校に行くわけですから、そのままずっとその会社におって将来あるいは係長になり課長になっていくという可能性がある。将来自分が大学を出て、そしてまたほかの大きな会社に勤務するというような意欲がない。また、当然、その中小企業の企業者、御主人から学費を出してもらって学校に行っておるという者も相当あると思うのです。したがって、そのPTAというものも、昼間の学校のおとうさん、おかあさんであるならば、自分の子供が将来上級学校に入学して、あるいは大学に入って一流の会社に入るのだというような一つの夢を持ち希望を持ってやるために、その世話になっている学校に対しても、ある程度物質的の負担もやりましょう、しかたないから負担いたしましょう、場合によってはこれだけの財政的の援助をいたしましょうという意欲があるのでありますが、どうも定時制の学校の生徒のPTAになりますと、その辺の気持ちが少し違うのじゃないか。したがって、いたずらに定時制の学校のPTAに負担をうんとかけるということは、自分のせがれあるいは娘を十七、八歳からつとめさせるという家庭の事情等も考えますと、そう物質的に大きな負担もかけられないということでありまして、そういう点で、PTAなんかの負担も非常に大きな期待をかけることができないわけであります。そういう点から申しましても、PTAの負担もできませんので、できればやはりこれは国なり公共団体が施設の改善整備については負担してやらなければなるまい、こう思うのであります。そのために、将来文部省が三分の一の国庫補助をできればひとつ二分の一に補助率を引き上げていただく。そうすれば、定時制の学校の夜間施設、照明施設等ももっともっと普及されてりっぱなものができるのじゃないか。これはいずれ照明施設だけでなくて給食施設に対してもやはりそういった問題がどんどんできてくるのじゃないか、こう思うわけでありますが、それについてひとつ文部省の決意を伺って、そして私の質問を終わりたいと思います。
この発言だけを見る →それから、PTAの関係ですが、定時制の学校のPTAの気持ちでありますが、私は、全日制の生徒のPTAの考え方と、それから定時制のPTAのものの考え方が、あるいは失礼な言い分であるかもしれぬが、少し違うのじゃないかと思うのです。と申しますのは、定時制の生徒というのは昼間勤務しています。これはもう社会生活に一歩踏み込んでおるわけですね。あるいは会社に雇われたり、あるいは工場で働いておったり、中小企業で働いておって、そして学校に行くわけですから、そのままずっとその会社におって将来あるいは係長になり課長になっていくという可能性がある。将来自分が大学を出て、そしてまたほかの大きな会社に勤務するというような意欲がない。また、当然、その中小企業の企業者、御主人から学費を出してもらって学校に行っておるという者も相当あると思うのです。したがって、そのPTAというものも、昼間の学校のおとうさん、おかあさんであるならば、自分の子供が将来上級学校に入学して、あるいは大学に入って一流の会社に入るのだというような一つの夢を持ち希望を持ってやるために、その世話になっている学校に対しても、ある程度物質的の負担もやりましょう、しかたないから負担いたしましょう、場合によってはこれだけの財政的の援助をいたしましょうという意欲があるのでありますが、どうも定時制の学校の生徒のPTAになりますと、その辺の気持ちが少し違うのじゃないか。したがって、いたずらに定時制の学校のPTAに負担をうんとかけるということは、自分のせがれあるいは娘を十七、八歳からつとめさせるという家庭の事情等も考えますと、そう物質的に大きな負担もかけられないということでありまして、そういう点で、PTAなんかの負担も非常に大きな期待をかけることができないわけであります。そういう点から申しましても、PTAの負担もできませんので、できればやはりこれは国なり公共団体が施設の改善整備については負担してやらなければなるまい、こう思うのであります。そのために、将来文部省が三分の一の国庫補助をできればひとつ二分の一に補助率を引き上げていただく。そうすれば、定時制の学校の夜間施設、照明施設等ももっともっと普及されてりっぱなものができるのじゃないか。これはいずれ照明施設だけでなくて給食施設に対してもやはりそういった問題がどんどんできてくるのじゃないか、こう思うわけでありますが、それについてひとつ文部省の決意を伺って、そして私の質問を終わりたいと思います。
西
西田剛#25
○西田政府委員 だんだんのお話、ごもっともと存じます。定時制の生徒のPTA、父兄は、一般に家庭の財力も低いし、また、ただいまお話のありましたように、子供に夢をかけてそれに投資するというような気持ちで、上級学校その他のこともあるから大いに学校にはサービスしようというような気持ちも、あるいはある面では全日制よりも多少劣るような面もあろうかと思いますけれども、問題は、この体育施設あたりを整備するにあたっては国の補助が三分の一では少な過ぎはしないかということが焦点でございますが、私どもといたしましては、一応プール等の補助率はスポーツ振興法で三分の一と制定されておりますので、これを直すためにはやはり一応振興法を改正するという手続が必要かと思います。それよりもまず、三分の一というのは、高等学校一般に対する、いわゆる義務教育でない範囲の学校に対してはなべて三分の一というルールが一つございます。したがって、これを改正していくということは、それらの関連もありまして非常に問題のあるところではなかろうかと思います。三分の一かりに国が持って、残りの三分の二を公共団体が負担するという場合に、それが無理かどうかという問題にかかってくるので、これは市町村設置者あるいは都道府県設置者の熱意によって解決する問題ではなかろうか、私はこういうふうに考えております。それから、給食の場合などには多少単価が低くてどうしてもPTAに多少仰がなければ無理があるという面もありますが、夜間照明等の場合には予算上の単価その他にも無理がないのが実情でございますから、せめて三分の二は設置者である公共団体がぜひ持ってもらいたい、そのくらいの定時制に対する熱意と応援をぜひ期待したい、こういうふうに考えております。
〔委員長退席、田中(榮)委員長代理着席〕
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田
栗
栗山礼行#27
○栗山委員 体育振興特別委員会も五十一国会ではきょうが終盤ということでありまして、若干雑件をお伺いいたしたいと用意をいたしておったのでありますけれども、御出席をいただけない関係等もございまして、御出席をいただいております関係方面の二、三についてお伺いをいたしたいと思います。
まず最初に西田体育局長にお伺いを申し上げたいのであります。あとでまだ佐藤先生もお待ちのようであります。できるだけ簡潔にいたしたいと思っております。
直接体育局長の所管でございませんが、しかし、間接において関連いたすかと思いますので、御了承いただきたいと思います。私、手元に資料がございませんので、あるいは若干明確さを欠く点があろうかと思いますが、たしか、占領中におきまして、二十二年か三年に次官通達をもちまして、小中学校の体育競技の対校試合は禁止をするという通達がされたと思うのであります。これはもちろん、小中学校の児童の体育上の問題に重要な影響が存在すると思いますので、十分御承知であろうかと思うのでありますけれども、私の記憶によりますと、いまなお何らこれが改変された通達等を公式に承知をいたしておらないのであります。体育局長はこの問題についてどのように把握されていらっしゃるか、伺いたいと思います。
この発言だけを見る →まず最初に西田体育局長にお伺いを申し上げたいのであります。あとでまだ佐藤先生もお待ちのようであります。できるだけ簡潔にいたしたいと思っております。
直接体育局長の所管でございませんが、しかし、間接において関連いたすかと思いますので、御了承いただきたいと思います。私、手元に資料がございませんので、あるいは若干明確さを欠く点があろうかと思いますが、たしか、占領中におきまして、二十二年か三年に次官通達をもちまして、小中学校の体育競技の対校試合は禁止をするという通達がされたと思うのであります。これはもちろん、小中学校の児童の体育上の問題に重要な影響が存在すると思いますので、十分御承知であろうかと思うのでありますけれども、私の記憶によりますと、いまなお何らこれが改変された通達等を公式に承知をいたしておらないのであります。体育局長はこの問題についてどのように把握されていらっしゃるか、伺いたいと思います。
西
西田剛#28
○西田政府委員 児童生徒の対外競技の禁止通達でございますが、これはお話のように二十三年に次官通達をもって出されております。その後多少緩和をいたしてまいっておりますけれども、現に通達は生きておる現状でございます。その趣旨とするところは、小学校、中学校の段階では、まだ子供の発達段階にあるので、子供の心身の発達上、全国の大会をやるというようなことには無理があるというのが一つの理由でございます。むしろ、そうした競技に参加するというようなことよりも、子供の基礎的な体力つくり、オールラウンドにからだをきたえていくということが小中学校の段階では特に必要だ、こういうふうな観点に立っておるわけでございます。第二点は、義務教育の段階でございますので、特に大会に参加するということになって経費がかかるというようなことになりますと、これはPTAの負担その他、義務制の場合ですと非常に問題があり得るわけで、かような面からも、むしろ全国的な大会に小学校、中学校の者が参加するのは望ましくないという考え方に一つは立っておるわけでございます。いま一つは、体育全体の問題ですけれども、どうしても、対外競技をやるということになりますと、いわゆる小さな豆選手の養成ということに先生方は力を注ぐということになりまして、本来一般の子供を放課後その他に全体として見てやるべき先生が、どうしてもそこまで手が回らぬようになる、どちらかというと運動部に所属する子供だけの世話に追われてしまう、こういうふうな欠陥があらわでございます。かような点を考慮いたしまして次官通達をいたしておる次第でございまして、事柄の性質と基本的な観念につきましては、私ども、従来と趣旨は変わっておりませんし、この通達は必要であろう、かように考えております。ただ、なろうことならば、自主的に小学校、中学校とも先生方及び校長先生方の良識でそういうものはもう次官通達がなくても守っていけるというようなことにでもなりますれば、かような通達は、性質としてわれわれもあまり望ましい性質の通達とは思っておりませんから、自主的にさような線が確保されてやっていけるということであれば、これは近い将来に撤回していきたいというような考え方でございます。
この発言だけを見る →栗
栗山礼行#29
○栗山委員 その後若干の緩和の方向の通達でありますか指示事項ということで示しておる、こういう御説明をいただいたのでありますが、具体的に、次官通達に対する緩和の時期と内容について、どのように指示をされたか伺いたい。
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