田中榮一の発言 (体育振興に関する特別委員会)

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○田中(榮)委員 わかりました。東京都一単位では全国単位と違うからだめだということだろうと思うのでありますが、しかし、それはそれとして、いわゆる定体連が将来大同団結して全国のものをつくる場合の一つの布石でありますから、私は、体育協会としてもそういう気持ちでこれを大いに指導し育成していく必要があろうかと存じております。
 それから、次にお伺いしたいのは、お伺いというより、むしろこれは文部省から高体連の関係者の方々にもお伝え願いたいのですが、幸いにただいまは定時制の各スポーツ大会におきまして高体連の役員の各位が非常な熱意を持って御協力をいただいています。たとえば、野球にいたしましても審判員を供出したり、そのほか陸上競技にしましても審判員を喜んで出している。とても定時制の学校だけではまかない切れません。そういう場合におきましては、全部全日制の学校の体育の先生方が非常な熱意を持って協力をしていただいておりますので、幸いにただいまは定時制の学校の体育大会も何ら支障なく行なわれておりますことは、私は非常に喜ばしいことだと思っております。この機運、この気持ちを将来長く持続していただいて、今後ともこういう全日制の学校の先生方の一そうの協力をわれわれは期待しているわけでありますが、ぜひとも文部当局としても、そのことについてひとつ全日制の関係者の方々にもこの点の一そうの協力方を御勧奨願えれば幸いであります。
 次にお伺いしたいのは、現在の定時制の学校の生徒の体位が、いまお話しのように、男子が満十七歳において全日制よりは二センチ背が低い、それから体重では一キロぐらい軽いのではないか、しかし握力等は相当強いんだというお話であります。優劣はあると思いまするが、私は、全日制の生徒よりは体位は比較的全体として劣っておるのではないかと思います。そこで、定時制の生徒の体力の向上増進をはかるためには、私は、どうしても完全な優秀なる給食の施設を講じてやることが、ある程度それを改善してやることに一番役立つのではないかと思っております。
 そこで、現在どういうことになっておるかと申しますと、東京都内におきましても、四百名以上の生徒を有する学校について、調理室をつくる場合において、東京都は百六十万円の助成を出しておる。いわゆる地方公共団体の公費で百六十万円の助成を出しておる。なお足らざる分はPTAで負担をして、施設の改善をやっているということであります。しかし、残念ながら、食堂のある夜学校というものは十学校あるかないかじゃないかということでありまするが、私は、体位の向上は、どうしても食の改善、栄養食をとらせるということにあるのではないかと思うのでありまするが、そういう点につきまして、全国的に夜学校で現在給食をやっておるところは何校ぐらいあるか、ちょっと数字がわかりましたならばお知らせ願いたいと思うのであります。

発言情報

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発言者: 田中榮一

speaker_id: 23737

日付: 1966-06-22

院: 衆議院

会議名: 体育振興に関する特別委員会