坂田英一の発言 (農林水産委員会)
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○坂田国務大臣 いま、昨年の異常気象がここしばらく続いておりましたような関係から、米についていえば反収がわずかばかり減じておる、そういう点の原因を申したわけでございます。そこで米についてどうするとか、米の問題と選択的拡大でいくのと非常に違うという問題はおかしいので、私どもは、それはどうしても食糧全体をどうするかという問題に帰着するのであって、そういう点からいって、いまでもやはり日本の場合は、御存じのとおりに、たん白質であるとかビタミン関係が非常に少ないという関係がありますので、需要の増加、伸びの大きさは、たん白関係、つまり肉類とか、それから脂肪関係、そういう方向にありますから、畜産の政策、それからしてビタミン関係でいえば、果実とか高級野菜といったところに需要の伸びの大きさがありますことは、これはもう言うまでもございません。それに対して生産がどうかというと、追っついていませんから、それに対してでき得る限りの努力を払うということは当然であると思います。しかし、さればといって、日本の米は国内で自給させ得るということがあるのでありますから、それをほったらかしにして、そしていわゆるたん白質とビタミンだけを追っておればいいという理由は何もないのであって、そこに何らの区別はないので、でき得る限り食糧全体を通じて増産をし、可及的に自給度を上げていきたいということについては、これは従来もそのとおりでありまして、今後もそういう方向でいきたい、こう考えております。