中村梅吉の発言 (文教委員会)
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○中村(梅)国務大臣 実はこの問題が世間に伝わりまして以来、各種の陳情、要望等がございます。これに対しましては、私をはじめ事務当局の関係官も、つとめて時間をさいてお目にかかって、そうしてわれわれの考え方なり、大体法案の要綱として骨子のまとまっておるものを説明をしておるのでございますが、そういう際に明らかに誤解と思われることは、何か民族教育を根本的に否定するように思って来る人が多い。あるいは北鮮系の朝鮮人学校を全部つぶしてしまうのだというような印象を受けて陳情に来る人がかなり多いのであります。しかしさような筋合いではございませんので、外国人全体について同一のワクで、これは朝鮮関係であろうと、台湾関係であろうとアメリカ関係であろうと、その他の国の外国人学校であろうと、みな同一の取り扱いをしていこうというたてまえであり、また日本の国内で民族教育を否定しようとするものでもないわけでございますので、そういう点を現在もわれわれとしては十分できるだけ時間をさいて説明をいたしておるわけで、御説明に当たってみますると、非常に根本的な誤解がかなり多いように思います。こういう点を極力解消をしてまいりたい。したがいまして法案要綱等もすでに与党としては各機関にかけて決定をいたしておりますので、できるだけそういう機会には配布をいたしまして、よく読んでいただいて、そうして何かお困りになる点がございますか、あったら言うていただきたいというふうに説明をしておるわけで、確かに誤解の向きも相当あるようでございますから、こういうものは解消するようにつとめてまいりたい、こう思っております。