福田赳夫の発言 (本会議)

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○国務大臣(福田赳夫君) お答えいたします。
 自立農家は実際減少しつつあるではないか、それなのに報告書ではそういう趨勢が胎動しておるといっているが、それは矛盾ではないか、こういうお話のようでありまするが、ただいま農林大臣が御報告申し上げましたように、自立農家はだんだんとふえていく傾向にあります。なお、この傾向は、先ほど総理大臣から、管理事業団の運用によりまして大いに積極化されるであろうということでありまするが、まさに積極的に胎動する、さように考えるのであります。
 さらに、土地改良長期計画についてのお話でございますが、私は、農村に対しましては、これは保護政策が必要である、そういうふうに考えるものであります。しかし、この保護が所得保障的な保護であってはならない、どこまでも農村の生産性を向上するという方向によってこれを保護していくということでなければならないと思うのであります。それにはやはり、農家のよって立つ農業基盤の助成、これが重大でありまするが、その中心となる土地改良計画につきまして長期計画を持つ、これは非常に大事なことである。私は、今回これがきめられて御審議をいただいておるということは、農政の上の一大前進である、かように考えております。
 また、米価につきましては、ただいま農林大臣からお話がありましたように、生産者米価は、これは所得補償方式によってきめられます。その方式に適用すべき数字は、その時点における最近の数字を採用いたしますので、今日これを予見することは不可能かと存じます。消費者米価につきましては、これからの物価の状況、また国民の家計の状況、あるいは経済の趨勢、さようなものを総合的に見て決定すべきものである。今日これをまだ申し上げる段階ではございません。(拍手)
  〔国務大臣坂田英一君登壇〕

発言情報

speech_id: 105105254X02019660301_020

発言者: 福田赳夫

speaker_id: 20078

日付: 1966-03-01

院: 衆議院

会議名: 本会議