柳田桃太郎の発言 (産業公害対策特別委員会)

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○柳田桃太郎君 関連でございます。いま中川部長が、路面の状況が違うとおっしゃいましたが、むしろ、日本のほうがアイドリングが多いわけですから、最初からきめる基準を下げておかなければ非常に弊害が多いのじゃないかと思うのですけれども、もちろん、そのことは御承知の上で、この三%という基準を大体設けておられるというお話ですが、さらにこれを下げるように努力をしなければならないとともに、これは四十一年の三月十一日に配付をいただいた公害関係資料の中に、東京都における三カ所の調査が出ておりますが、少なくとも七大都市の主要交差点における自動車の交通量の増加量は、年々非常な顕著な数に上っており、すでに、そこに立哨しております交通警察官、あるいはパトカーの運転手が生理的な反応を訴えている状態になっております。そういう状態の中において、ここに書いてあります資料が正しいとすれば、まあ、アフターバーナーをつけるか、あるいはいろいろな方法があると思いますが、五万ないし六万円で再燃焼装置がつけられるとするならば、全部がつけるということは困難でありますけれども、特に排気量の多い車種並びに大型車については、車検のときからこれをつけさせるように、むしろ積極的な排気ガス対策を講じなければ、原田委員がちょっと御質問になりましたように、新車からつけるのだ、古いのについては当分の間そのまま改良さしていくのだということでは、先般御質問申し上げたように、人間本位の行政、人間本位の都市行政ということから見て、非常に緩慢ではないか。私は、昨日カナリヤを車に積みまして、そのカナリヤを世田谷まで持っていったのですが、途中でカナリヤが弱りまして、いまにも参りそうな状態になったのであります。カナリヤは非常に一酸化炭素に弱い鳥類でございますから、これはたいへんだと私は思った。昨日ちょうど五時ごろです。そういう状態になっておるのに、一日六十四万とか、ある交差点についてはもう一日七十万台以上のものが通過する所もあるのに、あまりに緩慢な対策ではないか。衆議院でせっかくそういうふうな決議をなさっておりますが、参議院のほうでは、もう少し人間らしい対策を排気ガスに対してはとるべきであるという考えでございます。
 これは運輸省のほうにお聞きいたしますが、ある車種、大型車については、五万ないし六万で済むならば、これをもう少し早く、車検のときから取りつけさせるような方法は、技術的に、あるいは経済的に、可能であるかどうかということをお聞きしたいと思います。

発言情報

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発言者: 柳田桃太郎

speaker_id: 31077

日付: 1966-04-22

院: 参議院

会議名: 産業公害対策特別委員会