安井謙の発言 (文教委員会)
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○国務大臣(安井謙君) たいへん微妙で、一言のもとにずばりと言い切れないような御質問だと思います。二月十一日紀元節を国民はどう受け取っておるか、これは受け取り方もまちまちであったであろうと思いますし、それから時代によっても受け取り方が、そのときの政治的な、社会的な客観情勢によって受け取られ方、あるいは受け取らせ方といったようなものに差異が出ておったことも、これは昨日も文部省の山口調査官が話しましたように、時代的に非常に変わってきておる。こういうこともあったであろうと思います。また、祭日ができました初期におきましては、これは紀元節に限りませんが、なかなか国民にすぐにはなじまなかったといったような事情もあったようでございます。しかし、大体におきまして常識的に紀元節というものが、国の始まりをお祝いした日だというふうに、常識的にはやはりとられておったのじゃないかというふうに私どもは考えております。これがいま国民から非常に遊離していた感情でできる祝日であったり、あるいは曲がった意図のもとに、何かを強制するとか、指導するというような形にあらわれる祝日であっては今後もなるまいというふうに私どもは考えておるわけであります。