坂田英一の発言 (本会議)
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○国務大臣(坂田英一君) 私に御質問のありました国有林野の貸し付けの件でございますが、国有林野の貸し付けば、公共用または公益事業の用に供する場合、地元住民の福祉の向上に資する場合、地域産業の振興に寄与する場合、かような場合に、国土の保全その他、国有林野事業の使命達成との調和をはかりながら、適正に実施するようにいたしていかなければなりませんので、その貸し付け料は時価を基準として算定することに相なっております。ところが、三十七年及び三十八年度の会計検査等におきましては、時価の定め方が非常に安過ぎる、財産の管理方法などについて是正の指摘を受けましたのでございます。農林省といたしましては、その趣旨に即応しまして、この時価の計算の方法を検討して、新規貸し付けのものはもちろん、現に契約中のものにつきましても、貸し付け料の改定その他の改善をはかりまして、現在におきましては、国有林野の貸し付けは適正妥当に行なわれておると考えております。三十九年度以降、検査院の指摘を受けていないのでございます。
それから、先ほどの補助金の問題でございまするが、農林省関係としては、公共事業のうちの補助事業等について会計検査院の指摘を受けた数が非常に多いのでございます。半分に近いほど農林省関係になっており、これはまことに遺憾でございますが、災害工事が非常に多いのでございまして、非常に急ぐ、また、地域に集中いたしておるということ、それから、非常に小さくて、多数の工事が行なわれるといったような、いろいろの関係、しかも、急がなければならないといったようなこともありまして、遺憾な事情に相なっておるわけでございます。農林省といたしましては、指摘を受けました補助工事につきましては、それぞれ工事者負担による手直し工事の実施、それから補助金の返還等の措置をとることはもちろんでありますが、今後とも、地方農政局、都道府県等を督励いたしまして、事業実施の指導監督体制の整備をはかり、担当職員に対する指導研修、それから請け負い業者の選定の適正化、事業実施の監督督励の強化等、工事の施行、補助金の経理及び災害の査定について、なお一般の改善をはかる所存でございます。(拍手)
〔国務大臣福田篤泰君登壇、拍手〕